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青嵐

本やゲームの感想などを書いてます。
(時々腐女子な発言をしますので、意味のわからない人、嫌いな人はご注意を)
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ゲーム雑記

連休中に、一応Fallout3のメインクエはおわったし、その前にドラクエ9もクリアだけはしてたのだけど、まだまだやりたいゲームが山積みで、時間がいくらあってもたりない。

連休もあっという間におわってしまったし(>_<)



つん読ならぬ、積みゲーム多すぎorz

全部書くとひどいことになるので、とりあえず最近手をだした、もしくは出したいと思っているあたりだけでもリストアップしてみる。



<DS>

エルミナージュ

今回のドラクエやってたら妙にウィザードリィ系のパーティをつくりたくなったので。世界樹の迷宮も買ってあるんだけどね・・・それも1終わってないのにIIも買ってあったり・・・。



シムシティDS2~古代から未来へ続くまち~

昔からRPGをやってるとSLGをやりたくなり、SLGをやってるとRPGをやりたくなる(^_^;)



ドラゴンクエストIX 星空の守り人

クエスト関連とせめてクエに絡む分だけでも宝の地図を・・・とは思っているのだけど。





Wii

ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス

せっかくWii本体と一緒に買ってきたのに水の迷宮?いくあたりでとまってる・・・。



PC

タイタンクエスト

買ったのはずいぶん前、たまにやりたくなる。また新キャラをつくってしまった・・・。



Warcraft3

WoWの背景をしりたいと思いつつ、エルフの町襲撃を知りたいような自分ではやりたくないような・・・で止まってる(^_^;)



World of Warcraft

一度課金をきった後、ゲームカードは買ってあるのだけど、せっかくだから、まとまった時間がとれる時と思うとコード入力できない(^_^;)

9月の連休にはいけるか?と思っていたけど全然そんな暇なかったorz





基本的にFFXIはやってるので、DSはFFのカンパニエとかの合間用。

連休中もカンパニエをやりつつエルミナージュやったり、皇帝(経験値1.5倍)を使い切った後、だらだらとFoV(フィールド・オブ・ヴァラー)やりながら、シムシティ2をやったり。FoVはいいね。楽から丁度の敵でも、だいたい次のレベルに必要な経験値の8?10%ぐらいもらえるから、ソロではレベルが上がりにくい中レベル時に助かる。61超えるとカンパニエもあるけど。



ほんとはFFの時間を少なくしてWoWもちょっとやりたいのだけど、14の話がでてしまったので、何となく11やるなら今のうち的な気分。逆に今更新ジョブのレベルあげとかしなくてもいい気はするのだけど、ついやってしまう。メインキャラのジョブどころか、まったく使わなさそうなセカンドキャラのカンパニエ階級上げ(装備用)とかサポあげとか、ほんと何でやってるんだーと思いながらも、ついついやってしまう(^_^;)

ファイナルファンタジーXI ストーリー アルティマニア も買ったことだし、ハイエンドコンテンツはともかくソロ?若干のお手伝いでできる範囲のクエぐらいは14前にコンプしたいなぁと思いつつ、連休中も結局、カンパニエとFoVしかしていないよw
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Fallout3 日記14

というわけで、メインクエスト。

まずは、父親を追ってギャラクシー・ニュース・ラジオを探す。



ラジオ局があると思われる辺りに近づくと、スーパーミュータントとBrotherhood of steelのパラディンが交戦していた。

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更に近づくと、司令官という女性が、ラジオ局が襲撃されたと聞いて援護に向かう所だ、と言う。もちろん着いて行くことにし、後を追う。

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ラジオ局の前に現れた超巨大ミュータント・ベヒモスもBrotherhoodたちの活躍で倒れた。手前に転がっている殉死したイニシエイト・レディンの死体が赤ん坊サイズに見える。ベヒモスが右手に握っている棍棒が消火栓でできているのが、ちょっと笑えた。



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ラジオ局の中にいたスリードックに父親の行方を聞く。

やたら父親と主人公の賢さをベタ褒めし、この地の荒廃に抗う正義の戦いの話をする。父親の行方を聞くとあっさり(スピーチスキルに成功)リベットシティのDr.リーに会いにいったと教えてくれた。ちなみに失敗すると、正義の戦いに1つ協力することになるようだ(^_^;)



最初にリベットシティに来た時にあえて飛ばしていたDr.リーとの会見。

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彼女は主人公の両親とともに浄化プロジェクトに携わっていた。放射能汚染されていない綺麗な水を大量につくるためのプロジェクトだったようだが、色々と困難がもちあがり、20年ほど年前(主人公が生まれた時)母が死亡したことによって父がプロジェクトを離れ、その後、中止されたらしい。

父はそれを再開するために、昔の研究施設にむかったとのこと。後を追いかける。



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研究施設のあるジェファーソン記念館。

スーパーミュータントが多く、父の安否が気になるが、施設にその姿はなかった。

残されていた記録によると、父はここで研究を再開したものの、やはり1人での研究は能力・物資的に限界を感じていたらしい。



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ブラウンという天才的技術者が研究していたものについて思い出し、その断片が役に立つかもしれないと思いたって、112Vaultにむかったようだ。

Vault112が101と同じような施設だとすれば、中にはいれるのか疑問だが、とりあえずマーカーの場所に向かって見る。



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マーカーの位置にあったのは、Vault112ではなく、スミス・ケーシーのガレージというもの。その地下にVault112はあった。

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ここはVault101みたいな居住区型ではないらしい。

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コールドスリープのような、まぁ要するにマトリックスのアレみたいなモノらしい。

ちなみに真・女神転生IIだったかでこれ系のネタがあり、その時は予想してなかったので、かなーりショックだった覚えがある(^_^;)

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装置に入るとモノクロだけど美しい景色の仮想世界に飛ばされた。



一見幸せそうだが、内情は製作者であるブラウンが好き勝手している世界。脱出にはベティ(ブラウン)の言うなりになって住民をいじめまくる(カルマダウン)か、世界をぶち壊す(カルマアップ)しかなさそうだ。最初の男の子を泣かした所で嫌になって、後者を選んだが、たぶん現実世界でカプセルにはいっていた人たちは、ブラウンをのぞいて死亡したことになるんだろうなぁと思うと後味が悪い。まぁ、200年前からブラウンの玩具になっていて、あのまま生きていてもアレだろうし、それに気づいて解放してほしいという人もいたけど、こっちの都合で止めるのはちょっと(^_^;)



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外には共に解放された父が待っていて、再会を喜ぶ。

ブラウンのシュミレーターは問題ありだったが、もともと作っていた環境開発プログラムの方は、ヒントになったらしい。浄化プロジェクトに必要な物がわかったので、これならDr.リーも協力してくれるかも、ということでリベットシティに戻る。



Dr.リーを説得し、協力をとりつけて研究施設に戻る。

浄化装置の周りで色々やりはじめる研究員たちを横目に、父に頼まれて洪水調節ポンプの電源をいれに地下に向かう。

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浮いている銃をみつけて、ついSSを撮るw

たまにこういうバグもある(^_^;)



しばらく父を手伝って施設内をあっちこっちと走り回っていると、エンクレイブ・ソルジャー達が襲撃してきた。慌てて父の所に戻る。



エンクレイブ軍は浄化装置をのっとろうとしていた。

それに抵抗して父が死に、リーを初めとする科学者たちを護衛して、Brotherhoodの本拠地である要塞に向かった。



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要塞着。ブラザーフッドのエルダー・リオンズに迎えられる。

以前会った女性司令官にも再会。センチネル・リオンズを名のる彼女がエルダー・リオンズの娘だと判明する。



Dr.リーは、少し休ませて欲しい、ブラザーフッドを完全には信用しないほうがいいと忠告して立ち去った。



父の研究を引き継ぐべく、要塞で情報収集をすると、次はVault87を調査することに。



Vault87の近くは放射能汚染がひどく、直接近づくことは難しいらしい。ランプライト洞くつからなら別の入り口があるかもしれないと言われる。

ランプライト・・・というとあれか、子どもだけの町リトル・ランプライトが近くにありそうだ。



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もとは何の施設だったのだろう・・・色とりどりの旗や、電球が飾られたリトル・ランプライトの入り口。ランプライト=電灯の光なのはわかったけどw

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Vault87へ行くには、リトル・ランプライトのある洞窟を抜けないとならないようだ。

ムンゴ(大人)を閉め出していた扉は、パラダイス・フォールズで奴隷になっていた子ども達を助けていたおかげで速やかに開かれた。

観光洞窟、だったのかな。みやげもの屋や、水上飲食店なんかがある町の反対側は殺人通りと呼ばれる地区で、スーパーミュータントを片付けながら進むと、そこからVault87に抜けられた。



Vault87は遺棄されてから長いらしく101や112に比べ、錆びついた感じがする。医療記録に残されていた、Vault87での原因不明死(EEPセクションでの死亡=実験死?)が87名ってのは偶然なのだろうか・・・。

実験ラボには無残な実感の痕跡がのこされていた。



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実験の”失敗作”として隔離されていた者を助けた。

そのお礼に放射能汚染のひどい地区から目的のG.E.C.Kを取ってきてくれると言う。

G.E.C.Kを入手し、帰る途中に強制イベントが発生、意識を失う寸前にみたのは父の仇オータム大佐だった。

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気がつくと、エンクレイブの施設内で拘束されていた。

オータム大佐が浄化装置の起動パスワードを聞いてくるが、知らないとつっぱねていると、何故かエンクレイブのリーダーである大統領が、大佐を独房から離した上で、主人公の拘束を解き、オフィスまで会いに来いと言う。

信用できる相手ではないが、とりあえず話は聞きにいってやろう。



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ここは、レイブン・ロックというらしい。ここで行われている実験もロクなものじゃなさそうだ。

アンナ・ホルトという元Dr.リーの研究員が、浄化装置への襲撃時に囚われ、協力させられていた。最初は拒んでいたが、ここの最先端技術に魅せられ、浄化プロジェクトのことを洗いざらい話した上で、今はすすんで協力しているらしい…。



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エデン大統領との対面。

大統領の思惑は、父の浄化プロジェクトを更に進め、水の浄化プロジェクトにグールやミュータント類の殲滅を図るウィルスを加え、この地を”善良な”市民によって再生することだった。

そのために、ウィルスを手に取れと言われるが、知性の残っているグール&ミュータントを知っている今、それはやめておきたい。

会話の流れでエデン大統領を活動停止に追い込み、ウイルスを受け取って(そうしないと脱出させてくれない)、ここを出る事にする。



途中、多数のエンクレイブ軍が襲ってきたが、ガードロボがほとんど片付けてくれた。



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レイブン・ロックの外にでると、Vault87で助けたフォークスが助けに駆けつけてくれていた。

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脱出と同時に、レイブン・ロックから火の手があがる。SSにはうまく入らなかったが、爆発があいつぐ基地から、エンクレイブ軍のヘリが飛び立った。



メガトンの自宅に戻り荷物を整理した後、要塞のエルダー・リオンの所へ向かう。

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要塞には、ブラザーフッドのメンバーが集結していた。

主人公が浄化装置とエンクレイブ軍の事を告げると、最終決戦の火蓋が切って落とされた。



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ブラザーフッドの秘密兵器、巨大ロボット「リバティ・プライム」

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戦闘機による激しい銃撃の中、つきすすむプライム。こうなるともう、やれることがないので、ひたすらついて行く(^_^;)

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エンクレイブ軍が浄化装置のあるジェファーソン記念館の周りに張り巡らしたバリアを破壊するプライム君。

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浄化装置待ち構えていたオータム大佐を排除し、浄化装置を前にして最後の選択を迫られる。

グール&ミュータントを排除するウィルスを使うか否か。

もう1つ、生きては帰れそうにない浄化装置の起動を、自分でするか、ブラザーフッドの女性司令官、センチネル・リオンズにまかせるか。



まぁ、高カルマでここまできた以上、選択は1つ。

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浄化装置が稼動しエンディングへ。

1人の旅人の長い旅をつづったエンディングムービーを見てゲーム終了。









(蛇足的な感想)

メインに取りかかったら、一気にすすめたくなって、1日でおわってしまった(^_^;)

膨大な未探索地域と幾つかのサブクエストが残ったようだけど、この旅には充分、満足したので、これで終了。

気がむいたら別タイプのキャラでやってみるかも。仲間はカロン>フォークスとつかってたけど、他にもいるようだし。自由度が高いので、別のルートはいくらでも考えられるし。



膨大なマップ。自由度の高さは満足。膨大すぎてクエストに関係ないところもありすぎるけど、その無駄さ加減は嫌いじゃない。好きな所だけいけばいいし、要は制覇しようなんて思わなければいいかと。制覇しようとすると泣ける。

ただ、地下鉄でしかつながっていないD.Cの各地区。行きたい所にどうやって行ったらいいのか判らなくて無駄にミュータント共と何回も戦うハメになったので、あそこはもうちょっとヒントが欲しかった・・・。

後から思えば、もうちょい強くなってからなら気にならなかったのだろうけど、ギリギリ倒せるけど倒すのに時間がかかる時期に探索したのでキツかったのもある。



各クエもまぁまぁ満足。メインのラストはOblivionの誰かになったような気分だったけどw 確かにこれだと、メインクエスト後も自由に探索していいよ、という感じではないやね(^_^;)

ただ翻訳物のせいもあるだろうけど、選択肢や会話がおかしい所も多々。普通に会話してるつもりが、いきなり不機嫌な答えが返ってきたり、いままで聞いた事もないような事を質問する選択肢があったり・・・。

あと日本語吹き替えがイマイチ。ムービーとかじゃなくて、ぶつぎりのセリフをアテレコしてるんだろうからしょうがないかなーと思うけど、流れ的にそれはないだろうという言い方になっていることがあって、NPCの魅力減。

そーいうところは、字幕だけの方が感情移入しやすいなーと思った。
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Fallout3 日記13

(日記の12は8月末ぐらいにやったものなので、今日の分はわけてみる)



モイラのサバイバルガイドの続きは、ロボット工場に潜入せよというもの。

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ロボット工場は、前回テンペニータワーへ向かう途中にみつけていた。

公文書館なみに中はセキュリティロボットがうじゃうじゃいるのかとおもったら、壊れたロボットは散在しているものの、敵対してくるのはランドローチやモールラットといった雑魚のみ。拍子抜けした感じで、いりくんだ階段をうろうろしているとメインコンピュータルームのような所へ。

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このコンピュータに細工をして戻れば任務完了。

報酬に科学スキルの本がもらえた。



サバイバルガイドの第3章ラストは図書館にいって使える情報がないか調べてくるというもの。

最初の頃の無茶苦茶な依頼に比べると、ずいぶんマトモな依頼が続くなぁ。



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早速、アーリントン図書館へ。

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入ってすぐに、Brotherhoodのスクライブ・ヤーリングと名のる女性に呼びとめられた。聞くと、似たような目的で図書館にきているらしい。

有用な本があれば譲って欲しいと頼まれた。



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ちょっと判りにくい構造に悩まされながら、図書館を彷徨う。敵はレイダーが主流なのでたいしたことない上に、Brotherhoodのパラディンたちが掃討してくれているので楽勝。

紙媒体の本は焼け焦げ、情報ターミナルも壊れている物が多かったが、何とか数冊の本を見つけ、稼動しているターミナルから、データを収集することができた。

モイラの依頼の方はカードにデータ転送できたので、みつけた数冊はヤーリングに渡し、幾許かの現金になった。



モイラのところに戻ると報酬に現金と、スピーチスキルの本をくれた。



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そして、ウェイストランド・サバイバル・ガイドの完成。

記念の1冊目をもらい、サバイバル・プロフェッショナルの能力を得た。(クエストWasteland Survival Guideようやく終了)



とりえあず、これで、受けていたクエストはメインをのぞいて終了。行っていない場所の方が多いので、さまよえばまだまだ発生しそうではあるが、正直、広大な世界に疲れてきたのも事実(^_^;)



ちょっと、サブクエスト制覇や、探索に見切りをつけ、ここらでメインを進めていこうかな。

レベルも16まであがっているし、メインをやっていたら最大(20)になりそうな気もするので。
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Fallout3 日記12

リベットシティがらみのクエストも終わり、今発生しているのは、メインクエストを除くと、グールの町、アンダーシティーのホテルでグールのMr.クロウリーに頼まれた、グールを迫害する奴等を殺してカギを手に入れるクエと、モイラのサバイバルガイドの続きで、ロボット工場へ潜入しろというクエとの2つ。



グールのほうは、ターゲットが4人いて、目的地が4ヶ所に散っている。面倒くさそうだが、うち2ヶ所はリベットシティと、リベットシティに行く途中に見つけた家なのが救いか。1つずつ片付けていこう。



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目的地の1つ、デイブ共和国と呼ばれている辺り。共和国といっても、デイブという男とその家族で成り立っているようだ。家主のデイブが大統領を名乗っている。

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そして、この男がクロウリーが指名した1人。クエスト目標に、彼を殺してカギを手に入れるとある。

話を聞くと、傭兵時代、クロウリーと共に仕事をした事があるらしい。そのとき、フェラル・グール(敵対的なグール)の中に、クロウリー+何人かが取り残され、死んだと思われていた。が、グールであるクロウリーは何とか生き残っていたというわけだ。取り残されたことで、デイブ達を恨んでいるのかもしれない。

その時の現場、コンスタンティン砦のカギを渡してくれたので、これをデイブの死の証拠にすることにした。



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2人目は、リベットシティ在住のテッド。彼の亡くなった父親がテンペニーの爺さんに雇われて例の砦の探索にいったという。テッド本人がクロウリーと関わっている訳でもなさそうなので、これも砦のカギを受け取るだけにする。

どうも、グールを迫害してるからという理由は後付けで、クロウリーはカギが欲しいだけじゃないかという展開だ。



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3人目のドゥコフ。割と立派な家に女達と住んでいる。どうにも下品な奴で好きになれないが、やはり殺すまではないかと思い、カギをスリとってみた。金と引き換えという選択肢もあったが、こいつには払いたくなかった。

ついでに問題の砦の位置を聞きすこともできた。



4人目は、彼らの雇い主だったというテンペニーという奴だ。

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テンペニータワーと呼ばれるビルディング。



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入り口で、ロイというグールが、中にいれろ!と叫んでいた。インターコムからは、「ゾンビは立ち入り禁止だ!」という返事。しばらくやりあっていたが、ロイは俺はフェラル・グールとは違う。そんなに言うなら、もっと野蛮な連中を連れてきてやる!と叫んで立ち去った・・・。



主人公はグールではないので、とりあえず儲け話があるとか何とか言って中にいれてもらう。ちなみに、相変わらずお供はグールのカロンだが、特に何を言われることもない。

中はブティックや酒場や花壇などがあり、調度品なども他の場所ほど荒廃していないため、気持ちのいい空間に思える。



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ペントハウスのバルコニーにいたテンペニー。クロウリーを含めグールのことは、どうでもいいと思っている節があるが、例の砦のカギなどは持っていないようだ。試しに殺してしまっても、テンペニータワーのガードは敵対しなかったが、ここの地主ということで、後で影響がでないとも限らないので、とりあえずリセット。



話だけ聞いて一度クロウリーの所へもどることにする。



3人分のカギを渡すと、クロウリーはテンペニーのことは忘れたかのように、仕事は終わりだといって立ち去った。(クエスト:You Gotta Shoot 'Em in the head終了)



たぶん、砦に向かうのだろうと思ったので尾行する。

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そして、案の定、客死するクロウリー氏・・・まぁ、そんな気はしていたんだ。

もちろん、カギは回収しておいた。砦の方に行った時は使ってみよう。
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テメレア戦記II 翡翠の玉座

テメレア戦記II 翡翠の玉座



ようやく読み終えた2巻目。



テメレアが生まれた卵は、イギリス海軍将校だったローレンスがフランス艦を拿捕した際にみつけたもの。それは、もともとはドラゴン大国である中国(清)からフランスに贈られたものだった。

中国から皇子が使節団として来訪、テメレアを家畜のように使役(と中国側は主張)してる現状を改めよと要求する。

中国側とことを構えたくないイギリス軍は、ローレンスをテメレアから離し、テメレアを中国側に渡そうとするが、当のテメレアが承知するハズもない。軍人だからテメレアから離れろという命令にはしぶしぶ従っていたローレンスも、テメレアに嘘をついてでも送り出せ、というテメレアの信頼を裏切る命令にだけは従えない。

妥協案として、とりえあえず、ローレンスも一緒に中国へ向かう輸送艦に乗り込むことになった。





というわけで、テメレアとローレンスの中国行。

中国での話は面白かったのだけど、そこまでが長かった(涙)

伏線とか、そこここでのエピソードはいいのだけど、ローレンスの気持ちが不安でいっぱいなせいで楽しめない……。

いっそ中国まで乗り込んで、文句をつけられないように片をつけて来るぜ!ぐらいのノリだと楽なのだけど、そうもいかないか(^_^;)



一転、中国でのシーンは、新しい発見や展開が続いて楽しかった。テメレアも楽しそうだったしw

そして、船旅での伏線や解説が収拾してひとまずの結論がでる。

これからも先は大変そうだけど、テメレアの希望をかなえるという、明るい目標ができたので、また続きが楽しみになった。
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フリーター、家を買う。

フリーター、家を買う。



へたれ男の成長と家族の再生物語。



誠治は、そこそこの私大を卒業して、そこそこの会社に入ったが、馴染めず3ヶ月で退社。一応ポーズで就活は続けていたが、家にいれる食費と遊ぶ金ぐらいはバイトで何とかなったので、小金がたまったら辞める、嫌になったら辞める、といった気軽なバイト生活をおくっていた。

酒を飲んでは説教をする父親と食卓を囲むのが嫌で、一家団らんを避け、バイトは夜シフト、バイトの無いときは部屋の外に食事を運んでもらうという、昼夜逆転&家庭内別居生活。典型的な、だめっぽいフリーターだった。



そんなある日、突然、突きつけられたのは、精神を患い壊れたような母親の姿だった。

婚家から戻ってきた姉は「アンタとクソ親父のせいで、お母さんがこうなったのよ」と弾劾する。

原因はいろいろあるが、家族の団らんを避け、調子の悪い母親の様子にもまったく気づいていなかったことは事実。グウの根もでない。



心を入れ替え、母親の世話をし、気合いを入れて就職活動も再開するが、そう簡単に全てがうまくいく訳もなく、ことあるごとについ言い訳を口にする誠治。



誠治の甘ったれ加減が自分をみているようで情けないのと、お母さんの様子が切なくて重いが、有川節の優しさと、どん底から再生していく希望の光が先へ先へと読み進ませる。



誠治の就職活動の様子も、ダメな就活と、できる就活、採用者はどこを見ているのか、といったところが具体的で面白かった。



後半の生き生きと仕事をしている様子や、有川節に欠かせない恋愛要素(今回は少な目だけど)、書き下ろしの短編もGood。



甘ったれで情けなかったけど一念発起した長男に、厳しくも優しく男前なお姉さん、諸悪の根源だけど等身大の人間として当たり前すぎて憎めない父親、家族を守るためにがんばり続けて精神を病んでしまった優しい母親。



一人一人は長所も短所もある人間だけど、家族を大切に思う気持ちが絆となり、家庭をつくってるんだなーと改めて思う。



作中に、「いいじゃないか。自分が一番かわいくても。それでも家族をだいじにしてくれるなら。」というような表現があって、あーいいな、と思った。

自分のことしか考えないようなのは最低だけど、自分のことが1番、家族のことが2番、その他の親しい人たちが3番で、7番ぐらいに人類愛とか博愛とかでもいいんじゃないかなーと勝手に発展させてみる。

自己犠牲は素晴らしいかもしれないけど、聖人じゃない身にはそうそうできることじゃないし、それがしんどくて無理してるようでは長続きしない。自分を大切にしつつ、ちゃんと人の事も考えられるようなのがいいんじゃないかなと。



自分は、ちょっと自己中すぎて、まだまだ、だけど(^_^;)
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池袋ウエストゲートパークIX ドラゴン・ティアーズ──龍涙

ドラゴン・ティアーズ──龍涙



タイトルからして、裏表紙はドラゴンの鱗? それにしては先っぽが違うなと思ったら、孔雀が羽を閉じたところだった・・・なるほど、目みたいな模様が連なって鱗にみえるのかー。



連作シリーズ9冊目。4作品収録で、ぼったくりエステと、最近のホームレス事情と、出会い系喫茶、日本のデフレ市場と中国からの研修&実習生+中華系マフィアの話。



安定した面白さ。
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ドンナ・マサヨの悪魔

ドンナ・マサヨの悪魔



図書館の新刊。NHKの週刊ブックレビューで紹介されてたもの。



結婚生活30年。お互い年をとって気短になり、罵り合う毎日に、うんざり気味のマサヨ。このままでは遠からず熟年離婚も懸念される夫婦のもとに、それどころじゃない知らせが。

ミラノに留学中の娘が、できちゃった婚のもと、イタリア人の夫を連れて子供を産みに帰ってくるというのだ。最初は激怒したものの、いそいそと二世帯同居の準備を始める夫。しかし、帰国した娘の体内からは、マサヨに語りかける不気味な声が……。果たして、赤ん坊は天使か悪魔か。



家族の妊娠・出産という誰にでも起こりうるハズの体験を通して、ヒトとは何か、愛とは何かを、命の歴史をたどることで見せてくれる不思議な本。

この著者の本は何冊か読んでいるのだけど、怖いんだか怖くないんだか、よくわからないけど、不思議な感じの、読後感は悪くない本を書くというイメージがある。

まさしく、そんな感じの本。



バカの壁の冒頭(同じ学部の学生でも、同じビデオから学ぶものが違うという例。ある女性の妊娠から出産までを紹介したビデオを見て、男子学生はそんな基本的なことはもう知っているといい、女子学生は常に新しい発見をする)のように、男性、女性(なかでも、出産経験のありなし、孫のありなし)で、感想が大きく変わりそう。

とりあえず、自分には経験がないし、身近に妊婦がいたこともないので、そーいう体験をしたらまた読んでみたいかもしれない(可能性は限りなーく薄い・・・気が・・・する・・・けど)



でも、妊娠中にはオススメできないねぇ。マタニティ・ブルーどころか下手したら妊娠中毒をおこしそうな気もする(怖
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植物図鑑

植物図鑑



テメレア戦記の2を借りに行く前に、もう1つ借りているのを読んでしまおうと読破。



有川浩の新刊、長編恋愛小説。まぁ、恋愛の部分については、お約束通りの始まりと展開なので置いておいて。

売りはなんといっても、山菜図鑑といってもいいほど、2人が野の草を喰うことw

それがまた美味そうなんだよねー。



うちは田舎で、春になれば普通に山菜取りに行く親がいるので、食べたことのあるものもあれば、ないものも。半々ぐらいかな。

イタドリも食べたことはある。



作中では、食べ方に色々なアレンジをしていて面白かったので、親にも見せてみようかとw



ただちょっと残念なのは、フキノトウのてんぷらは確かに苦いのだけど、一度、ふわっと口の中で溶けて、苦みが全くない、春の香りだけがするフキノトウの天ぷらを頂いたことがあって、あーいうのがちゃんと作れれば、おいしいのだけどなーとは思った。イツキくんなら、作れそうと思うんだけど。



それと、個人的には、自家製よもぎだんごがあれば、三食それでいいという奴なんで、よもぎだんごが無かったのが、ちょっと……。

まぁ、よもぎ餅の方はそんなに好きじゃないし(嫌いではないけど)、団子の作り方は個人差(家庭差)があるようで、頂き物のよもぎだんごには首を傾げたこともあるので、作中のヨモギの扱いは、あれでまぁいいかなとは思うのだけど、ちょっと寂しかったのも事実w
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テメレア戦記〈1〉気高き王家の翼

テメレア戦記〈1〉気高き王家の翼



ドラゴンが、自ら主人を選び、共に戦い、唯一無二の絆を結ぶといったドラゴンライダー、竜騎士の物語は多々あれど・・・これは、新しい傑作。



イギリス海軍に所属するローレンスは、若くして1艦を率いる海軍将校。しかし、ある時、フランスの戦艦を拿捕し、そこに積まれていた卵から生まれたドラゴンに選ばれてしまった事から、思いがけずドラゴンの担い手となってしまう。



時は19世紀初め。フランスでは、ナポレオンが皇帝となり、海をはさんで対立するイギリスでは、ネルソン提督率いる英国艦隊がかろうじてフランスの侵攻を押さえていた時代。

ここまでは史実通りだが、そこに空を制する各国ドラゴン部隊の事情が加わる。

フランスは繁殖技術に秀で、大中小、各サイズのドラゴンを大量に配備。イギリス側は調教と交配技術に秀で、各種ドラゴンの長所をいかした戦術でフランスの侵攻を許さない。



そんな中、海軍から空軍への転向を余儀なくされたローレンスと、戦闘能力も高いが、知識欲旺盛で、寝る前にローレンスに本を読んでもらうのが大好きというドラゴン、テメレアの活躍を描いたシリーズ第1巻。



面白いという評判は聞いていたものの、翻訳物だし、架空戦記だし、ちょっと読みづらそうと思っていたのだけど、すんなりはいっていけた。



最初はドラゴンの事を何も知らないローレンスが、空軍やドラゴンについて知っていくにつれて、読み手もドラゴンがいる世界に引き込まれていくし、何といっても、ローレンスと、テメレアを初めとするドラゴンたちが魅力的。

ローレンスは既に1艦率いていただけあって、色々と紳士(ジェントル)だし、部下にも慕われているし、それでいてテメレアにメロメロだし、テメレアはテメレアでローレンスに一途だし、他のドラゴンたちも健気だし。とにかく、格好よく、可愛いw



そして一転、戦闘シーンでは、迫力あるドッグファイトをみせる。

大型のドラゴンになると、首の付け根に乗る担い手の他にも、背や腹につけた装具に爆撃や狙撃を担当する空兵が乗り込んだり、ハーネスに引っ掛ける命綱ひとつで、戦闘中のドラゴンの上を移動したり、飛行中にドラゴンの傷の応急手当をしたりする。



(戦闘機のドッグファイトシーンというより、何故かFFの高速飛空艇のムービーのようなものを思い浮かべながら読んでいた)



そして、ダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)に優るとも劣らないドラゴンの種類の豊富さや描写、それにセレスチャル(天上の)というD&Dでも使われている(というか自分はD&Dでしかみたことがない)種族名にあれ?と思っていたら、あとがきの解説を読んで納得。

作者が色々なファンタジーやSFが好きでたくさん読んでいるのはもちろんだけど、PCゲーム版D&D「ネバー・ウィンター・ナイツ」の開発にも携わった人とはw

D&Dをはじめ色々なゲームのドラゴンのイメージも含まれているのだろう。(テメレアが石を見つけた時のシーンはお気に入りの1つ。あーやっぱドラゴンだーと思ったのでw)



ロード・オブ・ザ・リングの監督が映画化権を取得しているらしいので、実際に映像化されるのも楽しみ。



とりあえず2巻までは邦訳が出ているので、2巻目も読まなくては。
author : Kazamine | comments (2) | trackbacks (0)
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