QLOOKアクセス解析

青嵐

本やゲームの感想などを書いてます。
(時々腐女子な発言をしますので、意味のわからない人、嫌いな人はご注意を)
<< February 2010 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 >>

日本人の知らない日本語2

日本人の知らない日本語2



1巻が面白かったので、2巻目も即購入。図書館にだけど。

日本語学校の先生と生徒(外国人)のバトルのようなやり取りと、言語感覚のずれが笑いを呼ぶコミックエッセイ。



やっぱり楽しい。1巻よりパワーアップしてるところもあって○



1巻が思ったより図書館で借りられてなかったので、2巻とあわせて、ちょっと宣伝してみよう。

たぶん気にいる人は多いハズ。
author : Kazamine | comments (0) | trackbacks (0)

斬撃のREGINLEIV

斬撃のREGINLEIV(レギンレイヴ)



某ブログの勢いに押されて買ってしまいました。

Wiiリモコンを使っての斬る・突く・射る・ふっとばす・撃ちまくるが思いっきりできるゲーム。

モンハン並の巨大な敵が、無双並にわらわらと出てくるのを、Wiiリモコンで(以下略



Wiiリモコンで斬る動作とかボウガンによるシューティングというのはあったけど、これは弓を引き絞る動作があるということで興味を持ったのが始まり。



最初はリモコンによる操作が、思い通りにならなかったけど、かなり鈍い自分でも、2日目には何とか直感操作ができるように(^_^;)



ほんとデカイやつらが無双なみにわらわらと・・・楽しいw

そして、無駄に勇壮なシグムント達の雄叫びが笑えるw

それってどうなの?と突っ込みながらも一緒に走ってたり、燃えていたり。



ただ、その手のセリフをはっきり聞こうと音声をあげると、逃げまどうパンピーの声がうるさい・・・まぁ、戦場だからしょうがないかと思えば、それはまだガマンできるんだけど、メニュー画面とか武器製作の度に音声つきの解説になるのはなんとかならないものか・・・最初はいいんだけど、毎度毎度同じ解説されるとうるさくてしょうがない。オフにする方法があってもいいと思うんだが。



Wiiリモコンばっかりじゃ疲れそうだから、一緒にクラシックコントローラーも買ったのだけど、クラシックコントローラーだと剣が使いにくい。弓や槍はクラシックの方が確かに楽なんだけど、弓はWiiリモコンが楽しいし、何度か切り替えて見たけど、やっぱりリモコンに戻ってしまう・・・でも、長時間は無理。

ゲームのやりすぎにならなくて丁度いいのかもしれないけど(^_^;)
author : Kazamine | comments (0) | trackbacks (0)

雀、大浪花に行く―大江戸妖怪かわら版〈5〉

雀、大浪花に行く―大江戸妖怪かわら版〈5〉



雀の見聞録パート2。タイトル通りの内容で、別名食い倒れ日記。

大浪速=大阪=食い倒れという感じで、前回の竜宮ほど異世界然としてないからか、ちょっと見聞録としては物足りない気はする。

見どころは大江戸の外の世界がどうなっているかの記述が具体的になってきたことと(ここに来て決めたのかなーとも思うけど)、鬼火の旦那の秘密がちょっぴり明らかになったことか。
author : Kazamine | comments (0) | trackbacks (0)

ミレニアム

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上他 





スウェーデン発のミステリー三部作(全6冊)

評判がよかったので図書館にいれたのだけど、1巻を手にとったら止まらなくなった。これはミステリー好きにはオススメしやすいかも。



主人公は2人。隠された悪を明らかにすること、怠惰なジャーナリズムを叩くことに使命感を覚える正義のジャーナリスト・ミカエルと、凄腕の調査員だが、全身をタトゥーとピアスで武装し、見た目はガリガリにやせた少女にしか見えず、謎も多いリスベット。



1巻は大物実業家の悪を暴こうとしたミカエルが逆に名誉毀損で有罪になるところから始まる。第一線を離れ、鬱々とするミカエルのもとに持ち込まれる過去の失踪事件の調査依頼。最初は気が進まなかったミカエルが事件の解明に夢中になっていくにしたがって、読んでいる方も引き込まれていく。

一方で、ミカエルの身辺調査を依頼され、それを完了したリスベットは、ミカエルのことで知らないことはないという状態で、思いがけずミカエルの仕事を手伝うことに。

人間だれしも秘密にしておきたいことがあり、それを暴かれれば嫌がるものだが、あっけらかんとしたミカエルの態度に戸惑うリスベット。隠すことが何もないかのようなミカエルと隠し事だらけのリスベット。対照的な2人だが、協力しあうことで、過去と現在をつなぐ謎が明らかになっていく。



2巻では、リスベットに焦点が移り、その生活や過去が次第に明らかになっていく一方で、殺人事件が起こり、それを捜査する警察小説の様相を見せる。独自に調査するミカエルの執念を応援したい。



3巻では、さながらスパイ小説のような公安と警察とジャーナリストとの探りあい、騙し合い。そして裁判所での対決シーンと、1巻から3巻まで、すべてがつながっていながら、別々の様相をみせる展開が飽きさせない。



登場人物は多いが、それぞれの個性を際立たせる記述があって、それが邪魔にならず、全員がちゃんと生きているのを感じさせている。名前は覚えられなくても、要所要所でちゃんと個性にあった行動をしているので、登場人物の多さによる混乱も少ない。というかなじみがないせいか似たような名前ばっかりに感じたが、名前で覚えてなくてもなんとかなった(汗



全編を通して、性別や人種による偏見、差別に厳しい目を注ぐ著者の態度がはっきりと現れている。特に女性に対する男性による偏見、軽蔑、暴力をくり返し描き、それに対抗する女性たちを描いている。その象徴がリスベットであり、そのハードボイルドな生き方には憧れる(あまりにも辛いので、そういう境遇にはなりたくないが……)

現在、1作目の映画が公開中らしいので、どういう風に描いたのかはちょっと興味がある。



しかし、作者が急逝し4作目以降を読めないのが残念。冥福を祈りたい。
author : Kazamine | comments (0) | trackbacks (0)
Recent Comments
Powered