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青嵐

本やゲームの感想などを書いてます。
(時々腐女子な発言をしますので、意味のわからない人、嫌いな人はご注意を)
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at Home



父が泥棒、母は結婚詐欺師で、長男は偽造屋勤務。普通とはいえないけれど、それなりに平和に暮らしていた家族を襲う危機。
普通じゃないからこそ、普通の家族であろうとする家族を描いた表題作ほか、様々な家族の短編集。

設定的にポップな感じの軽いノリの話かと思ったら、それだけではなくて、なかなか面白かった。
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ふたつめの庭



本や出版にまつわる日常の謎ミステリーが多い作者。
今度の舞台は保育園ということで、保育園を舞台にした日常の謎に絵本とロマンスが絡んでくる。
主人公の保育士さんが気になるのは、不器用ながら父子家庭でがんばるお父さん。出世競争より子どもを選んだあたりが高得点らしく、中々ライバルも多いw

でてくる絵本はロングセラーになっている物が多い。図書館にも大体あるので、確認しながら読むのも一興。
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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 1〜3



新刊紹介でちょっと気になっていたので、出張の帰りに読む本に選択、買ってみた。
良くも悪くもゲームっぽい世界のファンタジー。設定の感じは嫌いじゃないけど、若干物足りない感はあるかなぁ。こーいうのはご都合主義にならないようにするの大変だ。

とりあえず、個人的には、最強の剣士、主人公の憧れであり目標である女剣士アイズさんの強くて天然なところがたまりませんw
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タラ・ダンカン 3〜5



続き続き。
毎回新しい舞台や、新しい登場人物や、新しい展開がよく続くものだなぁと思う。
がんばれロバンw
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東京バンドワゴン 1〜6

中々まとまった文を書く気力がわかないのだけれど、せめて読んだ本のタイトルぐらいはメモっていきたい・・・・。



文庫版の6冊を読了。
古本屋を舞台にしたミステリー&大家族ホームドラマ。楽しい。

いつTVドラマのシリーズになってもおかしくないというか、未だされていないのが謎。
時機をみてるのか、吉永小百合しかありえないキャストを本人にふっちゃうとコストが跳ね上がるからなのか・・・なんてね。
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幸福ロケット



一般向けだけど、中身は小学生の日常と初恋。
基本的に山本幸久のほのぼの感が好きなので○
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タラ・ダンカン 1〜2



1巻上下と2巻上下の4冊を図書館から。
小中高生に人気のある本を調べていたときにみつけて、図書館(職場ではないところ)に入っているのは知っていたけれど、主人公タラの絵があんまり得意な顔じゃなかったこともあって、手にはとっても読まず嫌いだったもの。
や、嫌いな絵ではないのだけど、こんな可愛い女の子が主人公のファンタジーで楽しめる自信がなかった……男の子やむさいおっさんの方が感情移入しやすいのも女子としてどうかと思うが(^^;)

今回、パラパラと出だしを読み始めたら止まらなくなったので借りてみた。
これは読書好きな女の子がハマるのもわかる気がする。
タラの言動が魅力的だし、個性的な仲間はそれぞれの信念に基づいて行動しつつもタラを助けてくれる。そんな仲間たちとのやり取りも楽しい。
まぁ、ちょっと逆ハーレム状態なのは、しょうがないw

何かにつけ児童ファンタジーの宣伝文句がハリポタを引き合いに出すのには辟易しているが、これに関しては、地球から魔法使い世界である異世界に行って見習い魔法使いになること。色々な先生に色々な友達。特殊な力を秘めた主人公の系譜など、フランス版、女の子版ハリーポッターと言われても当然な部分がある。
作者は狙ってやったのか、子どもが入りやすい王道をいったら自然とそうなったのか。まあ、でもハリポタよりもずっと展開も早く、読みやすいとは思う。2巻までしか読んでいないが、3巻の紹介を読んでもまた新しい展開が始まるようだ。

とりあえず今のところの贔屓は盗賊のカルとハーフエルフのロバンと小人(ドワーフ)のファフニールかな。地球にいたころからの友人ファブリスは、たぶんこれからもっと活躍の場してくれるはずw 
獣に変身するモアノーは最初の内気さがもうちょっと残っていたほうが、獣になったときとのギャップがあって面白かったような?
そういや全員魔法は使えるわけだけど、RPG的には斧を振り回すファフニールと獣化したモアノーの女の子2人が先になって敵に突っ込んでいって、短剣のカルと弓のロバンが遊撃手。タラはリーダー兼絶大な魔力の魔術師で、ファブリスは…スポーツ万能のはずなんだけど、いまのところ特性があまり出ないなぁ。最終的には魔法剣士ぐらいな方向性なんだろかw

ほんとうは3〜9の既刊全部も借りたかったのだけど、3が借りられていたのでとりあえず2まで。
買うにはちょっとデカイし高い;;
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天才探偵Sen 1〜5



配達あかずきん―成風堂書店事件メモ (創元推理文庫)でデビューしたころから、ちょこちょこと図書館に入れていた大崎梢の児童書。今回、図書館に5冊だけ入ったので読んでみた。

探偵役は小学生の千(セン)と幼馴染の二人。それぞれ長所も短所もある3人組が公園の七不思議と強盗事件とか、オルゴール館とか、礼拝堂のある学園祭の謎などに挑んでいく。

キャラクター造形は小学生向けだが、謎部分はしっかりしていて、それなりに楽しめた。

図書館利用者で読者が何人かつけば続きも入るんだけどなぁ。
宣伝しようっと。
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ヴァルデマール年代記 続き

また溜まってる……。これじゃブログ当初の目的だった、読んだ本のメモ機能が果たせていない(-_-;)

とりあえず、前回書いたヴァルデマール年代記まとめ読みの続き。

追放者の矜持 上 - ヴァルデマールの絆 (C・NOVELSファンタジア)
追放者の矜持 下 - ヴァルデマールの絆 (C・NOVELSファンタジア)

再読、再読。
これがでる前、アルベリッヒには(実際の描写は別として)強面禿頭で武骨だけど心が熱いステレオタイプな武術指導官といったイメージを抱いてしまっていたのだけど、この2冊で過去や内面が描かれたことで人間味が増してより魅力的に。
カース国について復習もできたので、カースの神官カラルが主人公の「ヴァルデマールの嵐 第1部」へ。

太陽神の司祭 上 (ヴァルデマールの嵐1) (創元推理文庫)
太陽神の司祭 下 (ヴァルデマールの嵐1) (創元推理文庫)

東の帝国による侵攻と謀略、仇敵カーストの同盟など、それだけでも嵐に見舞われているようなヴァルデマールなのに、本当の嵐(魔法嵐)が酷いことに。
前作でエルスペスがヴァルデマールに戻った時の嵐の描写は伏線だったんだろなぁ。


そしてようやく最新刊。
ヴァルデマールの嵐、もう一人の主人公というべき感じになってきていた“東の帝国”軍の指揮官トレメイン大公が、合理的な組織での理想のリーダーといった感じで格好いいw
理想主義者じゃない癖に、部下や協力してくれる人民のために命懸けで行動するのはリーダーとして当たり前と思っているところが素晴らしい^^
ヴァルデマールに侵攻しなければならない立場だったのが、タイトル通り、叛逆ともいえる行動にでて、これからどうなるのかが気になる所。というか彼がどうするかというより、魔法嵐で連絡が取れない帝国がどうなっているかだよねぇ、これは。グタグタになってて皇帝もライバルも失脚していれば、もともと皇帝の椅子に近い後継者の一人だった彼がトップになるのもそう難しくないだろうし。
帝国の人たちはヴァルデマール憎しで攻めてきてる訳じゃなくて拡張主義的な政策が問題なわけなので、グタグタになっていればいるほど、拡張してる場合じゃなくなるし、帝国再建の立役者としてトレメイン大公が帝国をまとめ上げられるなら、半永久的な講和もできなくはないのかなと。
ただ、帝国とはいえ独裁国家ではないようなので、皇帝になれたとしてもどこまで国の方針を転換できるかは謎だけど。

次がでるのはいつになるのかなぁ……。
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ヴァルデマール年代記

ゲームもですが本の感想もずーっと書かないでいたら、かなり溜め込んでしまったのでとりあえず直近のものから。

12月にでたヴァルデマールの嵐2「帝国の叛逆者 上・下」をAmazonで注文して取り寄せてはいたんですが、嵐の1「太陽神の司祭 上・下」から2年。その間に「最後の魔法使者」三部作や中央公論新社からのスキッフやアルベリッヒの話もあって、すっかり状況を忘れているのでどうせなら「太陽神の司祭 上・下」を読み直してからにしようと思い、しばし放置してました。

そうしたら、先日、別なものを調べているときに、Amazonではよくあることですが、オススメ本にAmazonで買っていない巻が表示されていまして……。
女神の誓い (創元推理文庫)の紹介を見たら、ものすごく読みたくなってしまったので、結局、手持ちのヴァルデマールシリーズ全部ひっぱり出しまして頭っから読み直し中。

とりあえず、最後の魔法使者三部作はまだ記憶に新しいのと既刊の中では時代背景が古いので置いておいて、

タルマ&ケスリーの
女神の誓い (創元推理文庫)
裁きの門 (創元推理文庫)
誓いのとき―タルマ&ケスリー短編集 (創元推理文庫)
はやっぱり格好イイ。正統派”剣と魔法”の物語!

ケスリーの孫娘ケロウィンの
運命の剣〈上〉 (創元推理文庫)
運命の剣〈下〉 (創元推理文庫)
隊の仲間を大事にするあまり中々素直になれないケロウィンに、わかっていてもじりじりw

ケロウィンが活躍していた頃、ヴァルデマール国内で成長していた<女王補佐>タリアが主人公の
新訳 女王の矢―ヴァルデマールの使者 (C・NOVELSファンタジア)
宿縁の矢―ヴァルデマールの使者〈2〉 (C・NOVELSファンタジア)
天翔の矢―ヴァルデマールの使者〈3〉 (C・NOVELSファンタジア)
初読ほど、タリアが追い詰められているところで苦しくならないので再読の方が楽に読めるのは事実。
タリアに限らず、基本的に”仲間に支えられながら様々な困難に立ち向かい強く生きる主人公(たち)”を描いているので、こう様々な困難とか不幸とかが降り注いでくるのはしょうがないというか必然だし、初読はこの先どうなるかというドキドキ感は大事。
一方で、再読だとそこら辺の衝撃が少ないので主人公の成長とか仲間との心温まるやりとりとか、シリーズものならではの伏線とかに注目しやすいなぁと思います。

で、いよいよタルマに躾けられ、ケロウィンにシゴかれて成長した王位継承者エルスペスが主人公の
宿命の囁き〈上〉―ヴァルデマールの風・第1部 (創元推理文庫)
宿命の囁き〈下〉―ヴァルデマールの風・第1部 (創元推理文庫)
失われし一族 (上) <ヴァルデマールの風 第二部> (創元推理文庫)<ヴァルデマールの風 第二部> (創元推理文庫)
失われし一族 (下) <ヴァルデマールの風 第二部> (創元推理文庫)<ヴァルデマールの風 第二部> (創元推理文庫)
伝説の森〈上〉―ヴァルデマールの風・第3部 (創元推理文庫)
伝説の森〈下〉―ヴァルデマールの風・第3部 (創元推理文庫)
エルスペス関連も最初の方のスキッフとのやり取りとか、<暗き風>とこう理解しあうまでのすれ違いとか、ナイアラの不安定さとか、最初読んだ時はちょっとイラっとしたり、ジリジリしたところも、再読だとさすがにその後がわかっているので楽。

エルスペスもねぇ、タルマ、ケロウィン、タリアに比べると、背負っている不幸(運命)と責任のタイプが違うのと、それでいて普通の女の子っぽい所が残っていて、時々どうしようもなく我が儘娘に見えるのが損してる感じ。
それに主人公になっても半分以上<暗き風>側の描写にもっていかれるせいで、中々我が儘娘からステップアップしないように見えるのも(^_^;)

あ、でも<最後の魔法使者>読んだあとだと、エルスペスと<炎の歌>は正統にヴァニエルの系統なだけか? タイプが似てるw


とりあえず、ここまで再読したところ。

この後、順当に太陽神の司祭 上 (ヴァルデマールの嵐1) (創元推理文庫)
へいって最新刊へ向かうか、カース国の復習を兼ねてアルベリッヒの話
追放者の矜持 上 - ヴァルデマールの絆 (C・NOVELSファンタジア)
追放者の矜持 下 - ヴァルデマールの絆 (C・NOVELSファンタジア)
に行くか迷い中。
アルベリッヒの方読むなら盗人の報復―ヴァルデマールの絆 (C・NOVELSファンタジア)とあわせてタリアの前でも良かったなぁ。国内問題というか使者仲間について詳細なのはこの辺りだから。
どちらも比較的最近読んでるからいいかなと思ったんだけど、改めてカースとの確執を確認しておきたい気も。



今回これ書くにあたって、ブログ記事検索したのだけど、”これ”しか見当たらないなぁ。最後の魔法使者とかの感想も書いた気がするんだけどアップしてなかったかorz
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