ヴァルデマール年代記 続き
本の感想 | 2013.03.23 Saturday 00:02
また溜まってる……。これじゃブログ当初の目的だった、読んだ本のメモ機能が果たせていない(-_-;)
とりあえず、前回書いたヴァルデマール年代記まとめ読みの続き。
・追放者の矜持 上 - ヴァルデマールの絆 (C・NOVELSファンタジア)
・追放者の矜持 下 - ヴァルデマールの絆 (C・NOVELSファンタジア)
再読、再読。
これがでる前、アルベリッヒには(実際の描写は別として)強面禿頭で武骨だけど心が熱いステレオタイプな武術指導官といったイメージを抱いてしまっていたのだけど、この2冊で過去や内面が描かれたことで人間味が増してより魅力的に。
カース国について復習もできたので、カースの神官カラルが主人公の「ヴァルデマールの嵐 第1部」へ。
・太陽神の司祭 上 (ヴァルデマールの嵐1) (創元推理文庫)
・太陽神の司祭 下 (ヴァルデマールの嵐1) (創元推理文庫)
東の帝国による侵攻と謀略、仇敵カーストの同盟など、それだけでも嵐に見舞われているようなヴァルデマールなのに、本当の嵐(魔法嵐)が酷いことに。
前作でエルスペスがヴァルデマールに戻った時の嵐の描写は伏線だったんだろなぁ。
そしてようやく最新刊。
ヴァルデマールの嵐、もう一人の主人公というべき感じになってきていた“東の帝国”軍の指揮官トレメイン大公が、合理的な組織での理想のリーダーといった感じで格好いいw
理想主義者じゃない癖に、部下や協力してくれる人民のために命懸けで行動するのはリーダーとして当たり前と思っているところが素晴らしい^^
ヴァルデマールに侵攻しなければならない立場だったのが、タイトル通り、叛逆ともいえる行動にでて、これからどうなるのかが気になる所。というか彼がどうするかというより、魔法嵐で連絡が取れない帝国がどうなっているかだよねぇ、これは。グタグタになってて皇帝もライバルも失脚していれば、もともと皇帝の椅子に近い後継者の一人だった彼がトップになるのもそう難しくないだろうし。
帝国の人たちはヴァルデマール憎しで攻めてきてる訳じゃなくて拡張主義的な政策が問題なわけなので、グタグタになっていればいるほど、拡張してる場合じゃなくなるし、帝国再建の立役者としてトレメイン大公が帝国をまとめ上げられるなら、半永久的な講和もできなくはないのかなと。
ただ、帝国とはいえ独裁国家ではないようなので、皇帝になれたとしてもどこまで国の方針を転換できるかは謎だけど。
次がでるのはいつになるのかなぁ……。
とりあえず、前回書いたヴァルデマール年代記まとめ読みの続き。
・追放者の矜持 上 - ヴァルデマールの絆 (C・NOVELSファンタジア)
・追放者の矜持 下 - ヴァルデマールの絆 (C・NOVELSファンタジア)
再読、再読。
これがでる前、アルベリッヒには(実際の描写は別として)強面禿頭で武骨だけど心が熱いステレオタイプな武術指導官といったイメージを抱いてしまっていたのだけど、この2冊で過去や内面が描かれたことで人間味が増してより魅力的に。
カース国について復習もできたので、カースの神官カラルが主人公の「ヴァルデマールの嵐 第1部」へ。
・太陽神の司祭 上 (ヴァルデマールの嵐1) (創元推理文庫)
・太陽神の司祭 下 (ヴァルデマールの嵐1) (創元推理文庫)
東の帝国による侵攻と謀略、仇敵カーストの同盟など、それだけでも嵐に見舞われているようなヴァルデマールなのに、本当の嵐(魔法嵐)が酷いことに。
前作でエルスペスがヴァルデマールに戻った時の嵐の描写は伏線だったんだろなぁ。
そしてようやく最新刊。
ヴァルデマールの嵐、もう一人の主人公というべき感じになってきていた“東の帝国”軍の指揮官トレメイン大公が、合理的な組織での理想のリーダーといった感じで格好いいw
理想主義者じゃない癖に、部下や協力してくれる人民のために命懸けで行動するのはリーダーとして当たり前と思っているところが素晴らしい^^
ヴァルデマールに侵攻しなければならない立場だったのが、タイトル通り、叛逆ともいえる行動にでて、これからどうなるのかが気になる所。というか彼がどうするかというより、魔法嵐で連絡が取れない帝国がどうなっているかだよねぇ、これは。グタグタになってて皇帝もライバルも失脚していれば、もともと皇帝の椅子に近い後継者の一人だった彼がトップになるのもそう難しくないだろうし。
帝国の人たちはヴァルデマール憎しで攻めてきてる訳じゃなくて拡張主義的な政策が問題なわけなので、グタグタになっていればいるほど、拡張してる場合じゃなくなるし、帝国再建の立役者としてトレメイン大公が帝国をまとめ上げられるなら、半永久的な講和もできなくはないのかなと。
ただ、帝国とはいえ独裁国家ではないようなので、皇帝になれたとしてもどこまで国の方針を転換できるかは謎だけど。
次がでるのはいつになるのかなぁ……。
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