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青嵐

本やゲームの感想などを書いてます。
(時々腐女子な発言をしますので、意味のわからない人、嫌いな人はご注意を)
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旅のラゴス

旅のラゴス



実を言うと、筒井康隆は読まず嫌いというか、苦手意識が先に立つ。

理由はいくつかあるが、1つは、初めて読んだのが、図書館の新刊として入ってきた魚籃観音記で、紹介文を作るために仕事で読み始めたのだが、三文ポルノっぽい描写(わざとそうしてるのだろうが)に、こんなん広報で紹介できるかー!となったのが(^_^;)



が、某所で紹介されてて気になっていたこの本を、図書館(勤務先ではない)で見つけたので、つい衝動的に借りてしまった。

で、返却日がせまったので読んでみた。



面白かった。

これぞ旅ですねぇ。

本やゲームの力を借りて、日々、異世界を旅するのが趣味だけど、この旅はとてもよかったデス。
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ステップファザー・ステップ

ステップファザー・ステップ



1993年の作品の青い鳥文庫版。

ひょんなことから中学生の双子の継父(ステップファザー)になった、主人公。35歳独身、家族なし、職業・泥棒。

隣家(お屋敷)に盗みに入ろうとして雷に打たれ、落ちたところを両親が家出中の双子に拾われ、介抱され、指紋をとられ、脅され……、いやいやながらも双子の父親代わりをつとめる事に。



なんだかんだ言っても双子を見捨てられない泥棒と、マイペースに泥棒を翻弄する双子が、楽しい。

色々な事件に巻き込まれ、絆を結んでいく彼らを応援したくなる。



しかし、この表紙。かわいいけど、中学生には見えないよなぁ。下手したら小学生ですらない……。



以下ネタバレというか何というか、読んだ人向けなので、折りたたみ。
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ホペイロの憂鬱 JFL篇

ホペイロの憂鬱 JFL篇



サッカークラブのホペイロ(用具係)の主な仕事は、スパイクシューズの手入れだが、J2昇格をめざす相模原ビックカイトのホペイロ・坂上栄作の仕事は、それだけにとどまらない。

ビラ配りや、事務所の模様替え、警察で事情聴取されてる助っ人外人選手の引き取り、盗まれた応援フラッグ探しなど・・・はっきり言って雑用係だが、様々なトラブル解決にも駆り出されるホペイロの作業日誌。



ほのぼの+日常の謎なのはいいのだけど、謎解きがいまいち物足りないかなー。

プロサッカーチームの楽屋裏は面白かった。
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王子の優雅な生活(仮)

王子の優雅な生活(仮) 1

王子の優雅な生活(仮) 2



全体に漫画離れしていて、しばらく紫堂さんのも買っていなかったのだけど、薦められて気になったので購入。

天然王子の貴種流離譚。いや、放浪してないから流離譚じゃあないかw

前王筋の従兄弟に宮廷をのっとられ、命を狙われているにも関わらず、のほほんと森にすみついているし、上流階級からは見えてなかった困窮する国民を放っておけなくて、干渉しまくるし、目立ちまくるし。

お気楽天然だけど行動力だけは半端じゃなく、決めるときは決める王子には、「いい加減だが、莫迦ではない。」「有能だけれど、でたらめだ」(いずれも、雁州国王・尚隆に対する部下の評 by十二国記)と言っておきたい。

尚隆みたいに優れた王様になるには天然すぎかもしれないが、先が楽しみw



しかし、天然王子の常識が、もう1人の主人公、お城の下働きのアローや、現代人の目には、オカシく映っても、貴族にとっては普通だったのは、宮廷生活の本なんかをみても明らかなんだよなぁ……。
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風が強く吹いている

風が強く吹いている



映画のキャストを見たのと、先日読んだ「妄想炸裂」の影響で、再読。

やっぱ、妄想は妄想として、カップルコンビは多いけれど、スポーツ小説らしく昇華してるのがイイ(*'-')
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放浪探偵と七つの殺人

放浪探偵と七つの殺人



7つの短編全て、問題編と解答編にわかれているため、問題を読んで、事件を推理して、解答を読むということがやりやすくなっているのだけど・・・先が気になって、じっくり問題編を読み返すということをしないので、凝った話になると、一気に正答率が下がる(汗
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夏(休み)の宿題

8月中、昼休みとかに感想を書くだけかいて、帰宅してからのアップをさぼっていたら、貯めこみすぎた・・・。

今日の日付で全部アップするのもなんだったので、書いた日付でアップしたら、一見、さぼっていたのがわかりにくく(^_^;)

読んでも感想かいてないのとかもあるんだけどね・・・。

もともと、読書&ゲームプレイメモのつもりもあったのだし、せめてタイトルだけでも(>_<)
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Fallout3 日記11

レンジャー救出クエストの続き。



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ヴァーノン広場にある病院とホテルを繋ぐ連絡路。

レンジャーたちはスーパーミュータントと交戦し、病院に逃げ込んだものの、追い詰められここを通ってホテルに逃げ込んだらしい。



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ホテル入り口。

ここから入ってもエレベーターが動いていないため上に向かうことができない。



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やはり、こっちの病院から行くしかないようだ。



スーパーミュータントを掃除しながら、病院からホテルへ。敵の数が多いので、探索もそこそこに、とにかく上を目指す。

殺されたレンジャーの死体が1つと、数多くのミュータントの死体。そこに更にミュータントの死体を追加しながら、ホテルの屋上へ。



101.jpg

屋上では3人のレンジャーたちが、救助をまっていた。途中でひろっていたバッテリーを渡すと、エントランス直通エレベーターが使えるようになった。

正面突破で外へでるレンジャーを追って参戦。だいぶHPが減っていたようだが、何とか3人とも無事に外にでられたようだ。

レンジャーたちは「感謝してもしきれないよ。宿舎にライリーがいるか確かめにいく。いつでも会いにきてくれ、ご近所さんだからね」というようなことを言って去って行った。



取り残される主人公(とお供のカロン)

えーっと・・・宿舎っすか?

確かにワールドマップにはレンジャー宿舎のマークが記されているけど・・・どうにもご近所さんには見えないんですがorz

そこまで行かないとクエスト終了にはならないらしいので、宿舎(までの道)を探すことに。

もう、D.Cの地下鉄をウロウロするのは遠慮したいのだが・・・せめて、もより駅の名前ぐらい教えていってほしいorz



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首都の各エリアをつなぐ地下鉄をウロウロ、ウロウロ。ようやく、スワード広場の一角にレンジャー宿舎を発見。



103.jpg

ライリーも無事戻ったようで、お礼に彼らが使っているのと同じアーマーをもらう。なかなか性能がよさそうだ。(クエスト:Reilly's Rangers終了)

ついでに彼らが請け負っている地図作成の手伝いすることにした。見つけたエリア情報に応じて報酬がもらえるらしい。さっそく、今もってるだけのDATAを渡すと、1650キャップをくれた。



次は、レンジャーの緊急信号で中断していたクエストの続き。

リベットシティで頼まれた、公文書館から独立宣言書を拾ってくるというやつだ。

公文書館の中は、前半は相変わらずスーパーミュータントの集団。しかし、奥に進むと「自由の象徴を命がけで守るのだ!」というような放送による檄とともに、有機脳をもったセキュリティロボットが襲いかかって来る。

うーん、独立宣言を持ち出す=盗みにきた訳だからしょうがないのだけど、撃破していくしかないのはあまり気分がよくない。

ミュータント以上に固いロボット相手に苦戦しつつも、最奥にいた指揮官の下へ到達。



104.jpg

うまく会話を運ぶと、主人公を上位者と思い込んだようなので、自由の勝利を宣言し、感極まった指揮官に名誉の引退を奨めてみると、部下と共に休む事にしたようだw

こいつのところまで、うまくステルスでたどりつければロボットどもと戦わなくてもすんだのかなぁと思うが、まぁ、倒してしまったものはしょうがないし、リセットするには、苦労した道程がもったいないので、このままで。



105.jpg

ちなみに、このロボット、かつらをかぶっている。



106.jpg

同じかつらが部屋の中にあったので、お供のグールのカロン君にもかぶせてみるw



金庫のパスワードを入手し、無事「独立宣言」を入手。リベットシティに戻る。

報酬は、レールウェイライフルの設計図だった。

(クエスト:Stealing Independence 終了)
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地下十七階の亡霊

地下十七階の亡霊



タイトルと表紙から、ホラーかなぁと思いつつ裏表紙の解説を読むと、ファンタジーっぽくみえたので借りてみたモノ。

読んだ感じだと、SFっぽい設定とホラーっぽい要素のあるファンタジーと言った所か。(ジャンル分けにこだわる訳ではないのだけど、そんな要素があるということで)



環境やら何やらの問題で地表に住むことをやめた人類は、巨大な塔を建て、その中に住んでいた。能力や適性で住む階層を決められ、基本的に他階層に行くことも他階層の事を知ることもない。例えば、21階に住むジェイドにとって、食べ物は他階層の牧場や農園から届けられるものであり、空に浮かぶ月も、さわやかな風も人工のものでしかなかった。そんなジェイドの前に現れた1人の踊り子。彼女は地下17階から来たという・・・。



管理された閉鎖社会。快適なようでいて、どこか歪んだ世界に違和感を持つ主人公。そこに管理外の世界を知る者が現れる。こう書くと、よくある設定と展開なんだけど、割と楽しく(?)読めた。ホラーっぽい要素ありなんで?つきだけどw



以下、エピローグに関しての感想。ネタばれありなんで、折り畳み。
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妄想炸裂

妄想炸裂



直木賞作家の初期エッセイ。と書くと普通の本っぽいけど、BL漫画好き作家の妄想日記。と書くと一気に腐女子度がUP(笑)

2001年7月発行ということで、直木賞(2006年)どころか、小説家としても前年(2000年)デビューしたばかりという頃で、本人も「確定申告に著述業と書いたけど、実質フリーターとかわらない」と言っている。

この人の文章は、小説より先に小説Wings誌に連載してたBL思考のエッセイが先だったので、同じような感じかなと思っていたのだけど、あれほどBLだけに偏ってはいなかった。まぁ、それ系の妄想もありだけど。



面白く読んだ中で、バイト先の社長命令で「まんだらけ」に行った話がオタク色満載で特に楽しかった。

某古本屋で、ヴィンテージ漫画と同人誌の値付け担当という、実にオタク向けな、趣味と実益をかねた仕事をしている著者と同僚が、社長命令で「まんだらけ」に偵察へ。当然、仕事をそっちのけで漫画を買い漁り、楽しそうに仕事をこなし、嬉々としている様子がおかしかった。



自分も本好きで図書館勤務という、ハタから見れば十分、趣味と実益をかねた仕事をしているが、かなり小規模図書館で予算も少なく、日々の選書に、オススメ本をいれることがまずできない・・・ファンタジーどころか外国ミステリも厳しく、ラノベどころかふつうに図書館向けのYAさえ難しい現状。もうちょっと予算と奉仕人口が違えば、選書の幅が広げられるのだろうけどなぁ・・・年々難しくなる一方だ orz



ちなみに、この本は他の図書館の本。

この手のエッセイはともかく、三浦しをんの小説は、直木賞作品を初め、一応、一般向けなので、うち図書館でも買いやすい。

直木賞作品の「まほろ駅前多田便利軒」がラノベっぽかろうが、この秋映画公開もされる「風が強く吹いている」が箱根駅伝ホモ小説という妄想を元にしていようと、一般向け小説の顔をしているからNP。

そう、「風が強く?」は結構オススメしたかいもあって、うちの図書館でも貸出回数上位の方なのだけど、その元になった妄想が、このエッセイには出ていた。

うん、読んでいる時から、そーいう妄想が根底にあるのはわかっていたけど、当初は総ホモの予定だったとは思わなかったw
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