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青嵐

本やゲームの感想などを書いてます。
(時々腐女子な発言をしますので、意味のわからない人、嫌いな人はご注意を)
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ステップファザー・ステップ

ステップファザー・ステップ



1993年の作品の青い鳥文庫版。

ひょんなことから中学生の双子の継父(ステップファザー)になった、主人公。35歳独身、家族なし、職業・泥棒。

隣家(お屋敷)に盗みに入ろうとして雷に打たれ、落ちたところを両親が家出中の双子に拾われ、介抱され、指紋をとられ、脅され……、いやいやながらも双子の父親代わりをつとめる事に。



なんだかんだ言っても双子を見捨てられない泥棒と、マイペースに泥棒を翻弄する双子が、楽しい。

色々な事件に巻き込まれ、絆を結んでいく彼らを応援したくなる。



しかし、この表紙。かわいいけど、中学生には見えないよなぁ。下手したら小学生ですらない……。



以下ネタバレというか何というか、読んだ人向けなので、折りたたみ。




泥棒さん、いっとき、かなり悲壮感ただよってたし、最後も今だけは……みたいな感じだったけど、もし、ステップファザーという立場を卒業する日が来ても、今更、他人に戻る必要はないんじゃないかなぁとは思った。

本当の両親が今の状態に気づけば、ひと悶着はあるだろうけど、双子が世話になった人をむげにはできないだろうし、2?3年もすれば双子も高校生。いくらでもやりようはありそうだなと。

あの町での擬似家族は無理でも、年の離れた保護者みたいな友人としては、一生つきあっていけるハズ。たぶん。

一生振り回されるのか?という泥棒さんの声が聞こえてきそうだがw
author : Kazamine | comments (0) | trackbacks (0)

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