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青嵐

本やゲームの感想などを書いてます。
(時々腐女子な発言をしますので、意味のわからない人、嫌いな人はご注意を)
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ヴァルデマール年代記

ゲームもですが本の感想もずーっと書かないでいたら、かなり溜め込んでしまったのでとりあえず直近のものから。

12月にでたヴァルデマールの嵐2「帝国の叛逆者 上・下」をAmazonで注文して取り寄せてはいたんですが、嵐の1「太陽神の司祭 上・下」から2年。その間に「最後の魔法使者」三部作や中央公論新社からのスキッフやアルベリッヒの話もあって、すっかり状況を忘れているのでどうせなら「太陽神の司祭 上・下」を読み直してからにしようと思い、しばし放置してました。

そうしたら、先日、別なものを調べているときに、Amazonではよくあることですが、オススメ本にAmazonで買っていない巻が表示されていまして……。
女神の誓い (創元推理文庫)の紹介を見たら、ものすごく読みたくなってしまったので、結局、手持ちのヴァルデマールシリーズ全部ひっぱり出しまして頭っから読み直し中。

とりあえず、最後の魔法使者三部作はまだ記憶に新しいのと既刊の中では時代背景が古いので置いておいて、

タルマ&ケスリーの
女神の誓い (創元推理文庫)
裁きの門 (創元推理文庫)
誓いのとき―タルマ&ケスリー短編集 (創元推理文庫)
はやっぱり格好イイ。正統派”剣と魔法”の物語!

ケスリーの孫娘ケロウィンの
運命の剣〈上〉 (創元推理文庫)
運命の剣〈下〉 (創元推理文庫)
隊の仲間を大事にするあまり中々素直になれないケロウィンに、わかっていてもじりじりw

ケロウィンが活躍していた頃、ヴァルデマール国内で成長していた<女王補佐>タリアが主人公の
新訳 女王の矢―ヴァルデマールの使者 (C・NOVELSファンタジア)
宿縁の矢―ヴァルデマールの使者〈2〉 (C・NOVELSファンタジア)
天翔の矢―ヴァルデマールの使者〈3〉 (C・NOVELSファンタジア)
初読ほど、タリアが追い詰められているところで苦しくならないので再読の方が楽に読めるのは事実。
タリアに限らず、基本的に”仲間に支えられながら様々な困難に立ち向かい強く生きる主人公(たち)”を描いているので、こう様々な困難とか不幸とかが降り注いでくるのはしょうがないというか必然だし、初読はこの先どうなるかというドキドキ感は大事。
一方で、再読だとそこら辺の衝撃が少ないので主人公の成長とか仲間との心温まるやりとりとか、シリーズものならではの伏線とかに注目しやすいなぁと思います。

で、いよいよタルマに躾けられ、ケロウィンにシゴかれて成長した王位継承者エルスペスが主人公の
宿命の囁き〈上〉―ヴァルデマールの風・第1部 (創元推理文庫)
宿命の囁き〈下〉―ヴァルデマールの風・第1部 (創元推理文庫)
失われし一族 (上) <ヴァルデマールの風 第二部> (創元推理文庫)<ヴァルデマールの風 第二部> (創元推理文庫)
失われし一族 (下) <ヴァルデマールの風 第二部> (創元推理文庫)<ヴァルデマールの風 第二部> (創元推理文庫)
伝説の森〈上〉―ヴァルデマールの風・第3部 (創元推理文庫)
伝説の森〈下〉―ヴァルデマールの風・第3部 (創元推理文庫)
エルスペス関連も最初の方のスキッフとのやり取りとか、<暗き風>とこう理解しあうまでのすれ違いとか、ナイアラの不安定さとか、最初読んだ時はちょっとイラっとしたり、ジリジリしたところも、再読だとさすがにその後がわかっているので楽。

エルスペスもねぇ、タルマ、ケロウィン、タリアに比べると、背負っている不幸(運命)と責任のタイプが違うのと、それでいて普通の女の子っぽい所が残っていて、時々どうしようもなく我が儘娘に見えるのが損してる感じ。
それに主人公になっても半分以上<暗き風>側の描写にもっていかれるせいで、中々我が儘娘からステップアップしないように見えるのも(^_^;)

あ、でも<最後の魔法使者>読んだあとだと、エルスペスと<炎の歌>は正統にヴァニエルの系統なだけか? タイプが似てるw


とりあえず、ここまで再読したところ。

この後、順当に太陽神の司祭 上 (ヴァルデマールの嵐1) (創元推理文庫)
へいって最新刊へ向かうか、カース国の復習を兼ねてアルベリッヒの話
追放者の矜持 上 - ヴァルデマールの絆 (C・NOVELSファンタジア)
追放者の矜持 下 - ヴァルデマールの絆 (C・NOVELSファンタジア)
に行くか迷い中。
アルベリッヒの方読むなら盗人の報復―ヴァルデマールの絆 (C・NOVELSファンタジア)とあわせてタリアの前でも良かったなぁ。国内問題というか使者仲間について詳細なのはこの辺りだから。
どちらも比較的最近読んでるからいいかなと思ったんだけど、改めてカースとの確執を確認しておきたい気も。



今回これ書くにあたって、ブログ記事検索したのだけど、”これ”しか見当たらないなぁ。最後の魔法使者とかの感想も書いた気がするんだけどアップしてなかったかorz
author : Kazamine | comments (0) | trackbacks (0)

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