ドンナ・マサヨの悪魔
本の感想 | 2009.09.08 Tuesday 20:53
ドンナ・マサヨの悪魔
図書館の新刊。NHKの週刊ブックレビューで紹介されてたもの。
結婚生活30年。お互い年をとって気短になり、罵り合う毎日に、うんざり気味のマサヨ。このままでは遠からず熟年離婚も懸念される夫婦のもとに、それどころじゃない知らせが。
ミラノに留学中の娘が、できちゃった婚のもと、イタリア人の夫を連れて子供を産みに帰ってくるというのだ。最初は激怒したものの、いそいそと二世帯同居の準備を始める夫。しかし、帰国した娘の体内からは、マサヨに語りかける不気味な声が……。果たして、赤ん坊は天使か悪魔か。
家族の妊娠・出産という誰にでも起こりうるハズの体験を通して、ヒトとは何か、愛とは何かを、命の歴史をたどることで見せてくれる不思議な本。
この著者の本は何冊か読んでいるのだけど、怖いんだか怖くないんだか、よくわからないけど、不思議な感じの、読後感は悪くない本を書くというイメージがある。
まさしく、そんな感じの本。
バカの壁の冒頭(同じ学部の学生でも、同じビデオから学ぶものが違うという例。ある女性の妊娠から出産までを紹介したビデオを見て、男子学生はそんな基本的なことはもう知っているといい、女子学生は常に新しい発見をする)のように、男性、女性(なかでも、出産経験のありなし、孫のありなし)で、感想が大きく変わりそう。
とりあえず、自分には経験がないし、身近に妊婦がいたこともないので、そーいう体験をしたらまた読んでみたいかもしれない(可能性は限りなーく薄い・・・気が・・・する・・・けど)
でも、妊娠中にはオススメできないねぇ。マタニティ・ブルーどころか下手したら妊娠中毒をおこしそうな気もする(怖
図書館の新刊。NHKの週刊ブックレビューで紹介されてたもの。
結婚生活30年。お互い年をとって気短になり、罵り合う毎日に、うんざり気味のマサヨ。このままでは遠からず熟年離婚も懸念される夫婦のもとに、それどころじゃない知らせが。
ミラノに留学中の娘が、できちゃった婚のもと、イタリア人の夫を連れて子供を産みに帰ってくるというのだ。最初は激怒したものの、いそいそと二世帯同居の準備を始める夫。しかし、帰国した娘の体内からは、マサヨに語りかける不気味な声が……。果たして、赤ん坊は天使か悪魔か。
家族の妊娠・出産という誰にでも起こりうるハズの体験を通して、ヒトとは何か、愛とは何かを、命の歴史をたどることで見せてくれる不思議な本。
この著者の本は何冊か読んでいるのだけど、怖いんだか怖くないんだか、よくわからないけど、不思議な感じの、読後感は悪くない本を書くというイメージがある。
まさしく、そんな感じの本。
バカの壁の冒頭(同じ学部の学生でも、同じビデオから学ぶものが違うという例。ある女性の妊娠から出産までを紹介したビデオを見て、男子学生はそんな基本的なことはもう知っているといい、女子学生は常に新しい発見をする)のように、男性、女性(なかでも、出産経験のありなし、孫のありなし)で、感想が大きく変わりそう。
とりあえず、自分には経験がないし、身近に妊婦がいたこともないので、そーいう体験をしたらまた読んでみたいかもしれない(可能性は限りなーく薄い・・・気が・・・する・・・けど)
でも、妊娠中にはオススメできないねぇ。マタニティ・ブルーどころか下手したら妊娠中毒をおこしそうな気もする(怖