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青嵐

本やゲームの感想などを書いてます。
(時々腐女子な発言をしますので、意味のわからない人、嫌いな人はご注意を)
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Demon's Souls <その後>

Demon's Souls



2月に騒いでいた、Demon's Soulsは結局その時に衝動買いして、バルダーズゲート後しばらく遊んでたんだけど、1周目をわざと終わらせずにアイテム集めに精を出しているうちに飽きました(爆)



オートセーブなので、あまりひどい失敗したくないなぁ・・・と、つい攻略サイトに目を通してしまったので、せっかくのキングスフィールド系作品なのに、一歩一歩ドキドキ探検の楽しみが半減というか激減してしまって自己嫌悪とか。



それでも、失敗というか、バグ報告があったのを承知で、真面目に王子を助け続けたら、しっかり、カギをくれずに王子消滅とかorz やっぱ見殺しにしてカギだけ拾っておくべきだったか(>_<)



アクションが苦手なので、どうかなぁと思ってた部分については、まぁなんとか。どうしてもダメなら、今の所はちょっと稼げはすぐレベル上がる=被ダメが減るので。

アクションが下手=敵の動きパターン掴むまでが長いというか、掴んでもうまく避けれないので、即死しないようレベルあげて被ダメを減らし、魔力上げて、魔法か欠月の打刀(魔力依存で攻撃アップ)で、やられる前にやる感じで。





バカ王子も消滅しちまったし、しょうがないから、いいかげん2周目入ろうかなぁと思ってはいるのだけど、ちと飽きてきたので、WoWに戻り気味の日々。というか、WoWの世界観というか歴史が気になってきて、ついWarCraft IIIを買ってしまい、今はそれをプレイ中。英語はわからんので、日本語サイトで対訳をみながらだけど。

というか、歴史だけならそこ読めばいいのだけど、ただ読んでも頭には入らんねぇ、やっぱり(^_^;)
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平台がおまちかね 他

ちょっとサボっていたら、読んだ本が溜まってしまった(>_<)



平台がおまちかね

本屋さんの謎は本屋さんが解く、成風堂書店シリーズとは別口ではじまった出版社の新人営業マンが主役の一冊。

タイトル通り、書店で表紙を見せて置かれる宣伝効果の高い平台を巡る話や、出版社が開催する大賞の贈呈式での話、地方の書店事情や、本の宣伝POPコンテストなど。



新人営業マン井辻くんが、他の大手出版社の営業からひつじくんとよばれるようなイジラレキャラなのが何とも(笑)

井辻君の、本は好きだけど編集部に行きたくなかった理由もわかる気がする。

成風堂書店シリーズ同様、本屋や出版社の裏話的部分もあって本好きには楽しめるのではないかと。



どれも面白かったのだけど、気になったのが、地方書店の話の中で、「個人経営の小さな書店と駅ビル内の中型店が、少ないお客の取り合いをするのではなく、お客を増やして何とか両方とも生き残っていこう。理想論じゃなく、本離れが進む現状に歯止めをかけるには、身近に本屋があることが大事」というのがあって、これに図書館を加えたような話を、以前図書館関係の集会で聞いたことがあったなぁ、と。

確か、図書館ができたことによって本を読む人が増え、本が売れるようになった小さな町の本屋さんの話だったはず。



本を読むということ事態が、あやしくなってきている時代、図書館があるから本が売れないとか言ってる場合じゃないと思うんだけど>そんな主張をしている出版社の皆さん。



好きな本は、できれば手元に置いておきたいし、誰だって煩わしい返却期限なんて気にしたくないだろうし(まぁ、期限があるからせっせと読むということはありますけど)

うちみたいな小さな図書館(3万冊規模)でさえ、「図書館がなかったら、こんなにたくさんの本は読めない=買ってまでは読めないからよかった。」「この人のが面白かったから、自分でも買っちゃった。」という声がよく聞かれるのだから。

本を楽しむ人が減ることなく、いつまでも良い本が出版され続けて欲しいものです。





妃は船を沈める

社会犯罪学者、火村先生と推理作家・有栖のシリーズ。中篇2作と幕間からなるが、どちらの事件にも<妃>とよばれるハーレムというかサロンの主が関わってくる。

前編は、睡眠薬を飲んで、1人の男が海に車ごとダイブした事件。突発的な自殺とは思えないが、他殺の証拠もあがらない。利害関係にある妻にはアリバイがあり、<妃>を中心としてする者たちは、いかにも怪しげだが、動機も殺害手段もみあたらない。

後編は、<妃>を慕っていた男が拳銃で撃たれた状態で見つかるが、こちらも動機がある者にはアリバイがあり、誰が何の目的で、どうやって殺したのかが、見えて来ない。



助教授……じゃない、准教授になった火村先生の推理に期待。

火村センセとアリスが仲良しなのは、いつものことw いっつも楽しそうだよなぁ、この2人ww





モップの魔女は呪文を知ってる

先日、時代物の感想を書いた著者の、かわいい清掃作業員キリコちゃんがオフィスの謎をとくシリーズ3巻目。もともとは、こっちのシリーズが好き読み始めた作家だったのだけど、3巻目でてたのは見逃していた(>_<)

人気のない夜のオフィスで出会うのはモップをもった可愛い清掃作業員キリコちゃん。掃除の手際もすばらしいけど、もやもやとした事件を解決してみせる聡明さも相当です。



今回悩みを抱えるのは、真夜中に秘密をもってるスポーツクラブ・スタッフのお兄さんと、高価な仔猫に惚れ込んでしまってバイトをかけ持ちする女子大生と、魔女がでるという噂がある小児科病棟の看護師さんと、妹を殺害してしまった女社長……。

彼らの悩みを謎と一緒にキリコちゃんがすっきりさせてくれます。



そんなキリコちゃんも悩みはあって、今回もちょっぴりシンドイ思いをしているようですが、まぁ家族を思うが故の心の痛みだからしょうがないのかな。

とりあえず、大介くん、がんばれ! キリコちゃんに鈍感とか言われてるヨ(^_^;)



あ、あと小児科の子どもたちの話の中であった、サバイバルのリュックの話がね……。

なるべくネタバレしない範囲で、ちと引用。

『やらなければならないことは、大人のほうがたくさんあるんだけど、だけど、大人はうまいやり方をたくさん知っているもの。無人島に流されたとき、ナイフやライターや、「サバイバル入門」という本を持っているのと、なんにも持っていないのとじゃ、全然違うよ』



もうひとつ。

『(前略)どうしていいのかわからない気分になると思う。だけど、それでも一応大人になったから、こういうとき、どんな道具を使ったらいいのかはちゃんと知っているし、それを自分のリュックに持っている。つまり、「ごめんなさい」と謝って、それでおしまい。(後略)』



人付き合いがうまいとは言えない自分は、今もリュックの中に、ちゃんと使える道具を持ってるとは言えないけど、学生時代の失敗とか、嫌な思いをしたこととか、今ならもうちょっとマシになるかねぇと、以前友達と話したこともあったので、ちょっと身につまされる思いでした(^_^;)





鬼の跫音

過去の犯罪。取り返しのつかないアノコト。自分自身の過去からは、誰も逃れることができない。

ごく普通の生活をしていた者が、罪を犯してしまう時に見えるモノ。何かが彼らを追いつめていく……。



いあ・・・怖かった(汗 

図書館に入ったんで読んだんだけどね。

基本、怖いのはパスだけど、ホラーとは書いてなくて、帯に「このミステリーがすごい!2009年版」作家別得票数第1位とあったので。

まぁ、怖いというか、不気味というのも違うし、何というか……しんみり? しみじみ? じわじわと……やっぱ怖いとしか言いようがないのかなぁ。つくづく語彙が乏しいな、自分orz



短編集なので、どこでやめても良かったんだけど、結局6編全部読んでしった。うちの図書館でいうなら乙一のホラー系が好きな人に勧めてみたい感じ。



今、リンク張るのにアマゾン覗いたら、著者本人が語ってる動画があって、最後に友達や図書館で借りないで買って欲しいというコメントがあったので、↑に書いたこともあって反応してしまったw

まぁ、アマゾンで調べた人には是非、買ってもらいたいところだろうけどねー。

図書館で初めて、その人の本に触れる人もいるのよ、特に田舎では・・・ということで、作品が売れるよう図書館での宣伝に努めさせてもらいませうw



<ちょっと改稿 4月2日>
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にわか大根

にわか大根―猿若町捕物帳

先日、読んだ寒椿ゆれるのシリーズの3巻目。

地元の図書館にあったのを親に借りてきてもらった。というか、1?3巻を頼んだら、3巻だけあったらしい・・・。

こんどこそ1巻から読みたかったので、読まずに一旦、返そうかと思ってたのだけど、4巻目読んでしまったしね・・・と結局1?2巻を待てずに読んでしまった。



主人公の南町同心・玉島千蔭は、本人は堅物で芝居に興味もなければ、女心にもうといのだけれども、当代きっての人気女形・水木巴之丞や吉原の遊女・梅が枝とは縁があり、事件となれば、彼らの力を借りたり、彼らがらみの事件に乗り出したりする。

4巻と同じく、中篇3本立。

吉原の遊女が3人、立て続けにで病死した。死因は別々で流行病ではなく、一見なんのつながりもないように思えるのだが・・・という「吉原雀」

巴之丞も認める実力派人気女形が、一年の上方巡業から帰ったら、なぜか大根役者になっていた「にわか大根」

思いがけないところから見つかった死体。一方で、巴之丞の昔の知り合いが行方不明になっていて・・・という「片陰」



どれも面白かったのだけど、腐女子的に反応したのは、やっぱり「片陰」

巴之丞が陰間茶屋にいた頃の知り合いって事で、衆道がらみの話とかがあったので(^_^;)
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新刊いろいろ

新刊といっても、最近発売された本って訳ではなく、職場(図書館)に最近はいった本。



薄妃の恋―僕僕先生

まずは、僕僕先生の続編。

唐の時代、親のスネをかじって、すっかりニートな生活をしていた王弁が、思いがけず美少女仙人の弟子入りして、旅をし、冒険をするハメになった前作に続く第2弾。

5年の歳月を経て再会した二人+αの珍道中。



前回の最後でニートも返上して、がんばっていた王弁だけど、先生にかかると相変わらずなようで。

表題でもある薄妃をはじめ、サブキャラたちも賑やかになってきて、まだまだ続きそう。

楽しみ。



寒椿ゆれる

普通に生きる人たちの、身近な謎と悩みを解きほぐすミステリーが多い著者の時代物。捕り物帳なんで、事件も刃傷沙汰や押し込み強盗なんかが主な事件になるのだけど、基本はいつもと一緒、人々の営みによる感情のもつれやなんかが軸となっている。



お馴染みという顔で、いろんなキャラがでてくるなぁと思ったら、4巻目だったorz

この人の本は好きなんだけど、うちの図書館ではややでにくくて、とりそろえているって訳ではなかったので、このシリーズは知らなかった。出ないわけじゃないのだけどなぁ、読んだ人には評判も悪くないし。宣伝もしてるんだけど、なんでか出にくい・・・。

今回のは出版案内でみつけて、時代物好きは多いし、これならイケるかなぁと思っていれてみた。

けど、シリーズものは1巻から読みたいなぁ、やっぱり。
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BG終了!

Baldur’s Gate 完全日本語版

バルダーズ・ゲート 2 シャドウ オブ アムン 完全日本語版



やーっと終わった。

BG1を10回ぐらい。BG2は4回目ぐらいのプレイでようやく・・・。

どうしても、長丁場になると別ゲームの誘惑に負け、途中で挫折>半年以上たってから再スタートを繰り返していたのだけど、今回は、正月休みにティアクライスを挟んだものの、なんとか最後までいったー。(FF11とかWoWとかその他もあれこれやってたけど)



まぁ、今回は、最終的にPC4+NPC2にしたので、パーティが強かったのがあるかなー。それでも、ラストの連戦は苦しかったので、普通にPC1+NPC5だと、まためげてたかも。

(決戦前のセリフと、エンディング時の、誰々はその後・・・があるので、全員分とはいわないまでも、見て見たいキャラはいるんだけどねぇ)



PC1人旅やった人を尊敬しますわ・・・。←でもちょっとやってみたい(^_^;)

今回は一応、グットよりだったんで、自分の力だけを頼りに、イビル側で破壊神まっしぐらとかw

あ、だけどせっかくイビルにするならヴィコニア姉さん連れてアンダーダークとかも行って見たいような。でも、彼女と恋愛イベント発生させたい訳ではないので、女主人公で・・・とか。それはそれで、黒百合凶悪コンビになりそだがw



ストーリーについては、まぁまぁ満足かな。SoB部分が一本道で、駆け足すぎるけど、そこら辺は予想通りというか、事前に聞いてたし、これ以上長くなられると、もうクリアする自信なかったしね(^_^;) ゼノギアスほど紙芝居でもなかったのでヨシとします。



結局、クリアするまでに10年かかっちまったけど、サブクエストも豊富で、自由度の高い良質RPGだと思います。

じゃないと、10回以上も再スタートしてません(挫折も9回以上な訳だけどorz)
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Demon's Souls

Demon's Souls

がやりたい・・・。



PS3持ってないし、やることは色々あるしでノーチェックだったのだけど、某所で聞き及んで、どんなゲームだ?とプロモーション映像みたらFROM SOFTWAREのロゴが・・・。あれ?と思って更に情報集めたら、思いっきり、キングスフィールド系統っぽい。まずい、これは絶対買ってしまう。



アクションは苦手なくせに、キングスフィールドI?IVは、自分の中で、コンシューマーゲームのトップクラスに位置するので、これは外せない。



キングスフィールド アディショナルI

キングスフィールド アディショナル II

がキングスフィールドとは名ばかりのシステムになっちまったんで、もうダメかと思っていたけど、Demon's Soulsはキングスフリークも及第点を出しているみたいなので安心。



アクション性が高いらしいので、どこまでやれるかわからんけど、あの探索の楽しみと怖さと達成感が味わえるならおk。いや、最終的な達成感は無理かもだけどさ(>_<)



とりあえず、PS3も買わないとなぁ・・・。まぁ、これで夏に買ったプラズマハイビジョンテレビも出番がくるってもんだ。異音がしているセカンドPCの買い替えは、さすがにお預けだ(^_^;)



しかし、思えばPS2を買ったのは、おなじくキングスフィールド系の

ETERNAL RINGのためだったんだよなぁ。

毎回このパターンかもしかして(^_^;)
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海の底

海の底



桜祭りで賑わう横須賀に「海の底」からトンデモナイ奴らがやってきた。人が死に、パニックが起こり、十数名の子どもたち(と幹部候補生2名)は潜水艦に閉じ込められる。



プライドと命をかけて市民を守ろうとする機動隊と、出動要請がないため出るに出られない自衛隊。米軍横須賀基地の思惑。

ベストをつくすために大人たちは奔走し、一方で、隔離された潜水艦の中では、悩みを抱えた子どもたちのドラマが繰り広げられる。





というわけで、タイトルと装丁に反して、設定はおもいっきりB級パニック映画。予備知識なしで読んだので、こういう話だとは思わなかったけど、面白かった。



この作者の本は、

阪急電車

に予想以上にはまってしまい、職業柄、気になりつつも見合わせていた

図書館戦争シリーズに手を出し、実際の図書館業務のアレコレと照らしながらニヤニヤし、

レインツリーの国を読んだ所までだったので、

後書きなどで言われてた、怪獣とか自衛隊がでてくる話、というのはこういうのかと思ったw



阪急電車とか図書館戦争とかもそうだけど、大勢の人物が出てきて、中にはステレオタイプな人もいるのに、誰もが魅力的なのは、作者の筆力なんだろうなぁと思う。



トンデモ設定だけど、心理描写や人間ドラマがしっかりしてておもしろかったので、ラノベ系ダメな大人にも、装丁でごまかして読ませてみたい気がしないでもない(一図書館員の野望=自分がラノベ読みなもんで、割と色々な本を読む人に、面白いとおもってオススメした本を、イラストで「こーいう表紙のはうけつけないのよねー」といってハネられると、もったいないなぁと思うわけです)
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死体があった部屋から見えること 遺品整理という仕事

死体があった部屋から見えること 遺品整理という仕事



孤独死や、自殺現場の後片付けなんかもやる、あらゆるお部屋の掃除屋さんの体験記。



まぁ、想像どおりに、絶対見たくないような光景なわけで、あまり具体的に想像すると夢にでそうなので、そこら辺はパス。

何故か昨日の夢が蟲系だったし・・・二日連続は遠慮したい(>_<)



ちょっと面白かったのが、ゴミ屋敷のお片づけ編。

自分も相当な片付けられない症候群だと思うけど、上には上というか下には下というか、片付けられない人ってかなりいるんだなぁと改めて思ったり、下を見て安心しちゃいけないなぁと反省したり(^_^;)



すっかり片付いた部屋に戻ってきた部屋の主が、無造作に手に持っていたコーヒーの缶を玄関先の棚に置いてリビングに入っていく様子をみて、著者が「ああ、こうやってゴミが貯まるんだなぁ。またここの仕事が来るかもしれないなぁ」と思っているのを読んで、ああ状況が手に取るように分かるや・・・と机の回りのペットボトルを見て思ったりorz

片付けよorz
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希望ヶ丘の人びと

希望ヶ丘の人びと



2人の子ども達と共に、亡き妻の思い出の地<希望が丘>に引っ越してきた新米塾経営者。そこは、かつてのニュータウンであり、昔の彼女を知る人々も少なくなかった。

しかし、その地での再出発は順風満帆とはいえず、いじめや、学級崩壊、モンスター・ペアレンツ、地域格差などに囲まれた子ども達の環境は、けして希望に満ちているとは言えない状況だった。

30年前には希望に満ちていたであろう<希望が丘>で、希望を探す大人と子どもたちの話。



図書館での紹介文用に読み始めた1冊。同著者の「その日の前に」系というか、そのまま続編?というような1冊。30代でガンにより死亡した妻と残された家族の話。その後みたいな。

それに、40代を生きる男たちの悲哀と青春と未来への希望を子どもにからめて描いた感じか。

ヒューマンドラマを狙いすぎなのはいいんだけど、ちょっとご都合主義的な展開というか、やりすぎちゃった感はあるかなー。

いつものことといえば、いつものことなんだけど。

読みやすいし、どんな感じで話を終わらすのかも気になったので、最後まで一気に読めた。



ま、独り身だと、話にでてくるのとは別な意味で負け組のような気もするけど(^_^;)
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居眠り磐音 江戸双紙

陽炎ノ辻―居眠り磐音 江戸双紙

寒雷ノ坂―居眠り磐音江戸双紙

花芒ノ海―居眠り磐音江戸双紙

雪華ノ里―居眠り磐音江戸双紙

龍天ノ門―居眠り磐音江戸双紙

雨降ノ山―居眠り磐音江戸双紙

狐火ノ杜―居眠り磐音江戸双紙



NHKドラマでもやってた時代小説のシリーズ。(ドラマは見てないけど)

武士より商人が力をつけてきている時代、ご多分にもれず借金を抱えてしまっている藩の財政再建に尽くそうと、坂崎磐音は同じ志を抱く幼馴染2人と共に国元へ帰ってきた。しかし、そんな3人をある事件が襲う。

事件後、1人藩を離れた坂崎磐音は、浪人となり、江戸で長屋暮らしをはじめる。

陽だまりで居眠りする猫のようなくせに、いざとなると疾風のように襲いかかる剣の使い手、坂崎磐音。

のんびりとした、飾らない人柄で、長屋の連中や、用心棒として雇われた両替商などを始め、色々な人に好かれる磐音が、悪事だけは見逃さず、颯爽と悪を斬る。



基本的に、貧乏長屋暮らしの磐音が新しい仕事を頼まれたり、友人知人に巻き込まれたりで、事件が起こり、悪人とのきったはったがあって終わる勧善懲悪、短編連作。

仲間(?)になっていくメンツも面白みのある人が多くて楽しい。





さくさく読めるので、とりあえず、1?7巻を読破。

個々の事件も面白いが、国元の事情があったり、許婚の奈緒さんを探したりが、どうなるのだろう・・・という引きになっていて、ここまで、一気に読み進んだ感じ。





以下ネタバレ含むので折りたたみ。
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