やなりいなり
本の感想 | 2011.08.31 Wednesday 21:52
しゃばけシリーズ10作目にして、10周年本。
帯を見たときに、え?10周年?まさか?と思ったらホントに10年目なんですねぇ、もう。
図書館に揃えたのは2、3巻目がでた時からだったと思ったけれど、それでも7?8年かぁ。月日が立つのは、はやいな(>_<)
中身はいつもどおりに楽しくて、ちょっとせつなくて、いい感じでした。
前作「ゆんでめて」がらみのネタもちらほらと。
やなりいなり(家鳴り稲荷)その他のレシピ付き。
レシピの中の、お櫃(ないときは、ぼうる)とか、家鳴りが60まで数える間(1分間)とかの、表現が楽しい。
以下、ネタばれがあるんで、一応、畳みます。
「ゆんでめて」で、描かれたけど無かったことになってしまった時間も、どこかにあるんじゃないかなと思わせぶりな書き方でしたね。
ないけどある、あるけどない。そんな曖昧だけど、大切で貴重な時間……。
とおもってしまうのは、個人的にはFF11のせいでしょうかw
公式も非公式もその手のネタがたくさんあるけど、うまく表現されていると、しみじみしたり、格好よかったりで、ホントいい感じなので。
(うちの駄文の1つもある意味それ系のハズなんだけど……色々ダメだった気がorz)
しゃばけに話を戻して、最後の話。
友人を思い、生霊となっても友のために尽くす友情物語。
生霊の話はその前にもあったけど、距離を無にするということで、生霊じゃないですけど「雨月物語―マンガ日本の古典〈28〉 (中公文庫)の「菊花の約(きくかのちぎり)」を思い出しました。
雨月というか、正確には「花伝ツァ」(大江山花伝 (小学館文庫)収録)かな。こっちを先に読んでいるので。(どっちも今は文庫しか出てないのかなぁ)
どちらも上田秋成の古典「雨月物語」から。
人の思いの強さ、せつなさは、今も昔も変わらず。
まぁ、「菊花の約(きくかのちぎり)」は究極の同性愛といわれているようなので、友情物語というよりはむしろ……ですけどw
って、あれ、しゃばけの感想じゃないなぁ、これじゃ;;
ないけどある、あるけどない。そんな曖昧だけど、大切で貴重な時間……。
とおもってしまうのは、個人的にはFF11のせいでしょうかw
公式も非公式もその手のネタがたくさんあるけど、うまく表現されていると、しみじみしたり、格好よかったりで、ホントいい感じなので。
(うちの駄文の1つもある意味それ系のハズなんだけど……色々ダメだった気がorz)
しゃばけに話を戻して、最後の話。
友人を思い、生霊となっても友のために尽くす友情物語。
生霊の話はその前にもあったけど、距離を無にするということで、生霊じゃないですけど「雨月物語―マンガ日本の古典〈28〉 (中公文庫)の「菊花の約(きくかのちぎり)」を思い出しました。
雨月というか、正確には「花伝ツァ」(大江山花伝 (小学館文庫)収録)かな。こっちを先に読んでいるので。(どっちも今は文庫しか出てないのかなぁ)
どちらも上田秋成の古典「雨月物語」から。
人の思いの強さ、せつなさは、今も昔も変わらず。
まぁ、「菊花の約(きくかのちぎり)」は究極の同性愛といわれているようなので、友情物語というよりはむしろ……ですけどw
って、あれ、しゃばけの感想じゃないなぁ、これじゃ;;
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