デンデラ
本の感想 | 2009.11.22 Sunday 14:45
デンデラ
主人公が70歳の老婆で、登場人物が70?100歳の老女50人と1匹の羆という異色の小説。70歳で姥捨て山に捨てられた老女たちが、村には秘密の共同体「デンデラ」で暮らしているのだが、自分たちを社会的弱者として搾取し、最後には捨てた村に、恨みを抱く者、デンデラでの暮らしを少しでもよくしようとする者、70歳で極楽浄土にいけるはずだったのに、何故助けたんだと憤る者。それぞれの思惑を吹き飛ばすかのように襲い来る羆・・・。
弱い弱い、未来がないといいつつ、羆に特攻かます婆さんとか、跳ね返されて吹き飛ぶ婆さんとか・・・かなりとんでもない部分のある話(・_・;)
基本的に雪山の話なので、寒い部屋では読みたくはなかったのに、つい最後が気になって読んでしまった(^_^;)
未来に希望があるとは言えない人たちが、それぞれの生き方、死に方を模索するという意味では読み応えはあったのだけど、でも、微妙に婆さんという感じじゃなくなってたので、それもどうなのかなぁ。
主人公が70歳の老婆で、登場人物が70?100歳の老女50人と1匹の羆という異色の小説。70歳で姥捨て山に捨てられた老女たちが、村には秘密の共同体「デンデラ」で暮らしているのだが、自分たちを社会的弱者として搾取し、最後には捨てた村に、恨みを抱く者、デンデラでの暮らしを少しでもよくしようとする者、70歳で極楽浄土にいけるはずだったのに、何故助けたんだと憤る者。それぞれの思惑を吹き飛ばすかのように襲い来る羆・・・。
弱い弱い、未来がないといいつつ、羆に特攻かます婆さんとか、跳ね返されて吹き飛ぶ婆さんとか・・・かなりとんでもない部分のある話(・_・;)
基本的に雪山の話なので、寒い部屋では読みたくはなかったのに、つい最後が気になって読んでしまった(^_^;)
未来に希望があるとは言えない人たちが、それぞれの生き方、死に方を模索するという意味では読み応えはあったのだけど、でも、微妙に婆さんという感じじゃなくなってたので、それもどうなのかなぁ。
Comments
Comment Form