天国旅行
本の感想 | 2010.07.10 Saturday 21:08
天国旅行
心中をしようとする人、心中しようとしてできなかった人、心中で生き残った人など、死を意識しながら生きる人たちを描いた7篇。
同じテーマを扱いながら、同じテイストのものが1つもないのがすごい。テーマがテーマなので切ないのはしょうがないとしても、やり切れないというところがなく、命の輝きを描いているところが○。
”死”を扱いながら、そこにあるのは”生”の肯定。
いろいろな人にすすめたくなる本。
直木賞のまほろ駅前多田便利軒も悪くないけど、こういう作品でもっと色々受賞して、広く読まれて欲しい。
心中をしようとする人、心中しようとしてできなかった人、心中で生き残った人など、死を意識しながら生きる人たちを描いた7篇。
同じテーマを扱いながら、同じテイストのものが1つもないのがすごい。テーマがテーマなので切ないのはしょうがないとしても、やり切れないというところがなく、命の輝きを描いているところが○。
”死”を扱いながら、そこにあるのは”生”の肯定。
いろいろな人にすすめたくなる本。
直木賞のまほろ駅前多田便利軒も悪くないけど、こういう作品でもっと色々受賞して、広く読まれて欲しい。