本の感想 | 2009.12.02 Wednesday 23:23
はむ・はたる
前作、
烏金で、スリやかっぱらいから足を洗った勝平以下13人の孤児たち。彼らが江戸の下町でたくましく生きていく姿を描いた連作集。
作品毎に主人公になる子どもが変わり、それぞれに孤児となった理由や、抱えている悩み、得意とする事などが違っているが、皆精一杯いきていて、いつまでもワイワイやっていて欲しいと応援したくなる。
個人的にはハチくんの来し方行く末が気になるけれども、まぁ、本人はハナちゃんを見守っていられれば幸せなんだろうなぁ。