ほおずき地獄―猿若町捕物帳
本の感想 | 2009.04.05 Sunday 06:44
ほおずき地獄―猿若町捕物帳
シリーズ2巻目。
現れた後に、ちりめん細工のほおずきを落としていく幽霊が吉原にでるという。南町奉行所の同心・玉島千蔭にとって、幽霊話はお門違いというものの、モノを残していく幽霊なんて聞いた事がない。
話を聞きこむうちに明らかになる吉原遊女の悲劇。
一方で、千蔭に持ち上がった見合い話は、女形の歌舞伎役者・巴之丞と花魁・梅が枝をも巻きこんで意外な方向へ……。
という感じな訳だけど、結局、4・3・2巻の順に読んでしまったので、見合いの結果は分かってるし、梅が枝もまだおとなしい(?)しで、シリーズものとしては、ちょっと物足りない感じ。茶屋に呼ばれた梅が枝がホントに嬉しそうで、初々しいのは楽しかったけどw
幽霊事件そのものは、吉原の悲劇によってるところがあるので、やりきれない感はあるけど、幽霊話にはまぁそーいうところがつきものだしねぇ。怨みがなければ出て来ない、というか出てこれない。
けど、最後の様子が嫌じゃなかったので、読後感は悪くなかった。
一巻がまだ手元に届かないので、結局、4・3・2・1と完全に逆順になってしまった。
シリーズ新刊を先にみてしまうと、その後の展開がわかっている分、例えば誰かが死にそうになったり、反発しあったりしてても、この先どうなるんだろう?というドキドキ感がなくなってしまうのが
残念。
でも、一巻目は、彼らの出会い編として、ちょっと楽しみではある。
シリーズ2巻目。
現れた後に、ちりめん細工のほおずきを落としていく幽霊が吉原にでるという。南町奉行所の同心・玉島千蔭にとって、幽霊話はお門違いというものの、モノを残していく幽霊なんて聞いた事がない。
話を聞きこむうちに明らかになる吉原遊女の悲劇。
一方で、千蔭に持ち上がった見合い話は、女形の歌舞伎役者・巴之丞と花魁・梅が枝をも巻きこんで意外な方向へ……。
という感じな訳だけど、結局、4・3・2巻の順に読んでしまったので、見合いの結果は分かってるし、梅が枝もまだおとなしい(?)しで、シリーズものとしては、ちょっと物足りない感じ。茶屋に呼ばれた梅が枝がホントに嬉しそうで、初々しいのは楽しかったけどw
幽霊事件そのものは、吉原の悲劇によってるところがあるので、やりきれない感はあるけど、幽霊話にはまぁそーいうところがつきものだしねぇ。怨みがなければ出て来ない、というか出てこれない。
けど、最後の様子が嫌じゃなかったので、読後感は悪くなかった。
一巻がまだ手元に届かないので、結局、4・3・2・1と完全に逆順になってしまった。
シリーズ新刊を先にみてしまうと、その後の展開がわかっている分、例えば誰かが死にそうになったり、反発しあったりしてても、この先どうなるんだろう?というドキドキ感がなくなってしまうのが
残念。
でも、一巻目は、彼らの出会い編として、ちょっと楽しみではある。