御書物同心日記 秘画
本の感想 | 2009.04.21 Tuesday 20:01
御書物同心日記 秘画
将軍家で代々愛用していた書物などを整理・保管する紅葉山御文庫。その管理を担当するのが御書物方同心であり、東雲丈太郎もその一人。
60日かけて行われる書物の虫干し「御風干」の間にも、古本屋に御文庫の蔵書目録が持ち込まれたり、珍しい本を手に入れたと思ったら同じ本が御文庫から紛失してたりと、思わぬ騒動がおこる日々をつづった連作集。
将軍家のいわば私設図書館である御文庫の仕事は、誰もが閲覧できるような公共性はないものの、いまの図書館の仕事に通じるものがあるし、江戸時代の古本事情も面白かった。
けど、個人的には、本好き兄ちゃんが集まってわいわいやってそうな貸本羅宇屋で働いてみたいw
将軍家で代々愛用していた書物などを整理・保管する紅葉山御文庫。その管理を担当するのが御書物方同心であり、東雲丈太郎もその一人。
60日かけて行われる書物の虫干し「御風干」の間にも、古本屋に御文庫の蔵書目録が持ち込まれたり、珍しい本を手に入れたと思ったら同じ本が御文庫から紛失してたりと、思わぬ騒動がおこる日々をつづった連作集。
将軍家のいわば私設図書館である御文庫の仕事は、誰もが閲覧できるような公共性はないものの、いまの図書館の仕事に通じるものがあるし、江戸時代の古本事情も面白かった。
けど、個人的には、本好き兄ちゃんが集まってわいわいやってそうな貸本羅宇屋で働いてみたいw
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