ひさしぶりに・・・
本の感想 | 2011.01.28 Friday 01:20
いったいいつから更新してないんでしょうね・・・。
11月末ぐらいから色々と忙しくて余裕なかったのは確かなんですが、その前にメモっていた8月?11月初めあたりのも移しそびれていたとは思っていなかったorz
とりあえず、書いてあった読書感想だけでも、まとめてペタペタ。
・トッカン 特別国税徴収官
国税局の特別国税徴収官(トッカン)付きの新米徴収官、鈴宮深樹(ぐー子)を主人公とするお仕事ノベル。
悪質な税金滞納者にののしられ、無い袖は振れない赤字経営者に泣きつかれ、”死神”の異名をとる上司の冷酷な視線に耐え、がんばるぐー子の成長物語。
この人のは、たしかホワイトハートででていた女たらしで凛々しい女王様のシリーズをもっていたハズ。他は何か読んでたかなぁ。
ぐー子のがんばりを見ていると、つくづく、税金の徴収は、基本的に嫌われることはあっても喜ばれることの少ない仕事だけど、誰かがやらなければならない仕事だなぁと。一応、公僕のはしくれとしては頭が下がります。権力をカサにきてるようなのはダメですけど。
徴収官は決められた制度に従って徴収しているだけなので、税金は気持ちよく払いましょう。
税金が高いとか税金の使い道が間違っているという苦情・意見は政治家とか間違った使い方をしてる官庁にぶつけましょう。
まぁ、わかっていても、一言いいたくなるのが人情ですけどね(^_^;)
・おそろし
・あんじゅう
おそろしが出たときに図書館での新刊案内用に第一話を読んだだけだったので、続きがでたこの機会に読了。
副題が三島屋変調百物語ということで、色々な人が、心に秘めてきた誰にも明かすことのできなかった事柄を一人一人語っていく。それは、恐ろしい話だったり、不思議な話だったり、辛い思いだったり。
第一話が怖いというより心情的にキツめだったのと、聞き手である主人公のおちか自身もつらい思いをしたばかりで塞ぎこんでいるという状態だったので、正直、第一話だけの状態だとあまり好みの印象はなく放置していたのが事実。
今回は一気読みしたので、どんどん引き込まれて読み進められた。先が読めないというかどういう形で結末をつけるのかが気になって読み進んだのだから楽しんだといえるだろう。
言い方が曖昧なのは、貸出中で、手元にない今、覚えているのがまっくろくろすけのことばかりだから・・・(汗
いや、おちかの抱える問題とか、色々な登場人物の心情とか、覚えてない訳じゃないのだけど、やっぱりタイトルにもある暗獣=まっくろくろすけの印象が強かった。かわいいしw
まっくろくろすけと言えばやはりトトロのあれだけど、この暗獣とか、小泉吉宏のやみぼーとか、それぞれ違いがあって面白い。秀逸なのは坂木司の短劇の中の「いて」だけど、あれは透明だっけか(汗
・ゆんでめて
企画本をのぞけば、しゃばけシリーズの第9弾かな。
これはもう冒頭の展開で明らかなif本。もしあの時こうだったらこういう展開も在りえたねぇという話。それだけに、現実というか実際はちがうんだよね?というのが判っていて、それが長所でもあり短所でもあり。
最初からネタばれのような話だけど、ここから先は読んだ人限定で。
(まとめて貼り付けたので一部だけたたむとか、無理でした;)
↓
↓
↓
↓
↓
↓
(続き)
まるで夢落ちのような最後が見当つくだけに、途中までは、なかなか身を入れて話を追えないのが難点だったのが、気が付けば魅力的な新キャラや楽しい話につい夢中になって楽しんで、最後の最後で予想通りの展開で、で、この先この魅力的なキャラたちはどうなるんだろうという不安というか、新しい形での出会いがあるの?とか、それもなんだかなぁとか、でも、これっきりは寂しすぎるよ(つд・)とか、if展開もふまえて会った事実はないのに会ってる記憶があるという不思議世界神業展開もありか?(^_^;)とか、とにかくifがなかったことになるのは寂しすぎるよーという・・・だからといってifの通りに進んでも困るから、ifなんだけども(>_<)
・鼠、闇に跳ぶ
赤川次郎の鼠小僧次郎吉もの第2弾。会話ばっかりなせいもあって、やはりテレビ向け?とか思ってしまう。自分で色々補完して、突込みどころは無視して楽しんでいるからいいのです(おい
とりあえず、鼠のじろさんの役回りは格好いいからいいのデス。
基本、ドラマ「江戸を斬る」の鼠小僧(by松山英太郎)の役回り(「大岡越前」の猿三次も全く同じ)が好きなだけかもw
・笑いの診察室
医者であり落語家でもある著者による、生活習慣病とつきあうための小噺集。いい本です。活用しなくちゃ。
・絵で見る十字軍物語。
何となくわかっているようでよくは知らない十字軍の全史が簡潔によくわかる本。
11世紀半ばのいわゆる中世から、ルネサンスを迎え大航海時代に突入した15世紀半ばのレパント海戦まで。二大宗教のぶつかりあいが、どう歴史をつくっていったのか、今回は絵が主体なので文章は簡潔なんだけど、非常にわかりやすい。
この後に続く本編も見てみたい気がするけど、たぶんうちの図書館では難しいかなぁ。絵が中心のこの1冊は何とか予算繰りしてみたけど、「ローマ人の物語」読んでた人も高齢化で断念しちゃってたし、世界史関係は読む人がホントいないorz
ちなみに、個人的にはコーエーの「大航海時代」シリーズにおけるアレコレが、その前にこれがあったからかーという、今更ながらの発見がありました……勉強不足もいいとこデス。つくづく知識は多いほうが、より楽しめますね、何事も。
・和菓子のアン
デパ地下、和菓子売り場を舞台にしたほんわかミステリー。
基本的に餡子は不得意なんですけど、和菓子と濃茶の取り合わせは大好きです。久々に美味しいお茶が飲みたくなりました。
あと、この著者のを全部読んでるわけじゃないので他にもあるのだろうけど、とりあえず途中でワーキング・ホリデー読者へのファンサービスには気づいてニヤリとしました。
・どろんここぶた
どろんこが大好きなこぶたが、お気に入りのどこんこがなくなったので、家出をする絵本。
子どもの頃、家にあった絵本を、最近、図書館で購入。ロングセラー絵本は、ぼちぼちそろえていきたいですね。
こぶたが、どろのなかにずずーっと沈みこむのが大好きってのと、そのどろんこを掃除機ですっきり掃除してしまうってのは覚えていたのだけど、そうか、こんな話だったっけ。懐かしい。
子どものころ父が混ぜたコンクリートに恐る恐る触ってみたくなって、怒られたのはこれのせいだったのかも(^_^;)
11月末ぐらいから色々と忙しくて余裕なかったのは確かなんですが、その前にメモっていた8月?11月初めあたりのも移しそびれていたとは思っていなかったorz
とりあえず、書いてあった読書感想だけでも、まとめてペタペタ。
・トッカン 特別国税徴収官
国税局の特別国税徴収官(トッカン)付きの新米徴収官、鈴宮深樹(ぐー子)を主人公とするお仕事ノベル。
悪質な税金滞納者にののしられ、無い袖は振れない赤字経営者に泣きつかれ、”死神”の異名をとる上司の冷酷な視線に耐え、がんばるぐー子の成長物語。
この人のは、たしかホワイトハートででていた女たらしで凛々しい女王様のシリーズをもっていたハズ。他は何か読んでたかなぁ。
ぐー子のがんばりを見ていると、つくづく、税金の徴収は、基本的に嫌われることはあっても喜ばれることの少ない仕事だけど、誰かがやらなければならない仕事だなぁと。一応、公僕のはしくれとしては頭が下がります。権力をカサにきてるようなのはダメですけど。
徴収官は決められた制度に従って徴収しているだけなので、税金は気持ちよく払いましょう。
税金が高いとか税金の使い道が間違っているという苦情・意見は政治家とか間違った使い方をしてる官庁にぶつけましょう。
まぁ、わかっていても、一言いいたくなるのが人情ですけどね(^_^;)
・おそろし
・あんじゅう
おそろしが出たときに図書館での新刊案内用に第一話を読んだだけだったので、続きがでたこの機会に読了。
副題が三島屋変調百物語ということで、色々な人が、心に秘めてきた誰にも明かすことのできなかった事柄を一人一人語っていく。それは、恐ろしい話だったり、不思議な話だったり、辛い思いだったり。
第一話が怖いというより心情的にキツめだったのと、聞き手である主人公のおちか自身もつらい思いをしたばかりで塞ぎこんでいるという状態だったので、正直、第一話だけの状態だとあまり好みの印象はなく放置していたのが事実。
今回は一気読みしたので、どんどん引き込まれて読み進められた。先が読めないというかどういう形で結末をつけるのかが気になって読み進んだのだから楽しんだといえるだろう。
言い方が曖昧なのは、貸出中で、手元にない今、覚えているのがまっくろくろすけのことばかりだから・・・(汗
いや、おちかの抱える問題とか、色々な登場人物の心情とか、覚えてない訳じゃないのだけど、やっぱりタイトルにもある暗獣=まっくろくろすけの印象が強かった。かわいいしw
まっくろくろすけと言えばやはりトトロのあれだけど、この暗獣とか、小泉吉宏のやみぼーとか、それぞれ違いがあって面白い。秀逸なのは坂木司の短劇の中の「いて」だけど、あれは透明だっけか(汗
・ゆんでめて
企画本をのぞけば、しゃばけシリーズの第9弾かな。
これはもう冒頭の展開で明らかなif本。もしあの時こうだったらこういう展開も在りえたねぇという話。それだけに、現実というか実際はちがうんだよね?というのが判っていて、それが長所でもあり短所でもあり。
最初からネタばれのような話だけど、ここから先は読んだ人限定で。
(まとめて貼り付けたので一部だけたたむとか、無理でした;)
↓
↓
↓
↓
↓
↓
(続き)
まるで夢落ちのような最後が見当つくだけに、途中までは、なかなか身を入れて話を追えないのが難点だったのが、気が付けば魅力的な新キャラや楽しい話につい夢中になって楽しんで、最後の最後で予想通りの展開で、で、この先この魅力的なキャラたちはどうなるんだろうという不安というか、新しい形での出会いがあるの?とか、それもなんだかなぁとか、でも、これっきりは寂しすぎるよ(つд・)とか、if展開もふまえて会った事実はないのに会ってる記憶があるという不思議世界神業展開もありか?(^_^;)とか、とにかくifがなかったことになるのは寂しすぎるよーという・・・だからといってifの通りに進んでも困るから、ifなんだけども(>_<)
・鼠、闇に跳ぶ
赤川次郎の鼠小僧次郎吉もの第2弾。会話ばっかりなせいもあって、やはりテレビ向け?とか思ってしまう。自分で色々補完して、突込みどころは無視して楽しんでいるからいいのです(おい
とりあえず、鼠のじろさんの役回りは格好いいからいいのデス。
基本、ドラマ「江戸を斬る」の鼠小僧(by松山英太郎)の役回り(「大岡越前」の猿三次も全く同じ)が好きなだけかもw
・笑いの診察室
医者であり落語家でもある著者による、生活習慣病とつきあうための小噺集。いい本です。活用しなくちゃ。
・絵で見る十字軍物語。
何となくわかっているようでよくは知らない十字軍の全史が簡潔によくわかる本。
11世紀半ばのいわゆる中世から、ルネサンスを迎え大航海時代に突入した15世紀半ばのレパント海戦まで。二大宗教のぶつかりあいが、どう歴史をつくっていったのか、今回は絵が主体なので文章は簡潔なんだけど、非常にわかりやすい。
この後に続く本編も見てみたい気がするけど、たぶんうちの図書館では難しいかなぁ。絵が中心のこの1冊は何とか予算繰りしてみたけど、「ローマ人の物語」読んでた人も高齢化で断念しちゃってたし、世界史関係は読む人がホントいないorz
ちなみに、個人的にはコーエーの「大航海時代」シリーズにおけるアレコレが、その前にこれがあったからかーという、今更ながらの発見がありました……勉強不足もいいとこデス。つくづく知識は多いほうが、より楽しめますね、何事も。
・和菓子のアン
デパ地下、和菓子売り場を舞台にしたほんわかミステリー。
基本的に餡子は不得意なんですけど、和菓子と濃茶の取り合わせは大好きです。久々に美味しいお茶が飲みたくなりました。
あと、この著者のを全部読んでるわけじゃないので他にもあるのだろうけど、とりあえず途中でワーキング・ホリデー読者へのファンサービスには気づいてニヤリとしました。
・どろんここぶた
どろんこが大好きなこぶたが、お気に入りのどこんこがなくなったので、家出をする絵本。
子どもの頃、家にあった絵本を、最近、図書館で購入。ロングセラー絵本は、ぼちぼちそろえていきたいですね。
こぶたが、どろのなかにずずーっと沈みこむのが大好きってのと、そのどろんこを掃除機ですっきり掃除してしまうってのは覚えていたのだけど、そうか、こんな話だったっけ。懐かしい。
子どものころ父が混ぜたコンクリートに恐る恐る触ってみたくなって、怒られたのはこれのせいだったのかも(^_^;)
Comments
Comment Form