にわか大根
本の感想 | 2009.03.15 Sunday 19:43
にわか大根―猿若町捕物帳
先日、読んだ寒椿ゆれるのシリーズの3巻目。
地元の図書館にあったのを親に借りてきてもらった。というか、1?3巻を頼んだら、3巻だけあったらしい・・・。
こんどこそ1巻から読みたかったので、読まずに一旦、返そうかと思ってたのだけど、4巻目読んでしまったしね・・・と結局1?2巻を待てずに読んでしまった。
主人公の南町同心・玉島千蔭は、本人は堅物で芝居に興味もなければ、女心にもうといのだけれども、当代きっての人気女形・水木巴之丞や吉原の遊女・梅が枝とは縁があり、事件となれば、彼らの力を借りたり、彼らがらみの事件に乗り出したりする。
4巻と同じく、中篇3本立。
吉原の遊女が3人、立て続けにで病死した。死因は別々で流行病ではなく、一見なんのつながりもないように思えるのだが・・・という「吉原雀」
巴之丞も認める実力派人気女形が、一年の上方巡業から帰ったら、なぜか大根役者になっていた「にわか大根」
思いがけないところから見つかった死体。一方で、巴之丞の昔の知り合いが行方不明になっていて・・・という「片陰」
どれも面白かったのだけど、腐女子的に反応したのは、やっぱり「片陰」
巴之丞が陰間茶屋にいた頃の知り合いって事で、衆道がらみの話とかがあったので(^_^;)
先日、読んだ寒椿ゆれるのシリーズの3巻目。
地元の図書館にあったのを親に借りてきてもらった。というか、1?3巻を頼んだら、3巻だけあったらしい・・・。
こんどこそ1巻から読みたかったので、読まずに一旦、返そうかと思ってたのだけど、4巻目読んでしまったしね・・・と結局1?2巻を待てずに読んでしまった。
主人公の南町同心・玉島千蔭は、本人は堅物で芝居に興味もなければ、女心にもうといのだけれども、当代きっての人気女形・水木巴之丞や吉原の遊女・梅が枝とは縁があり、事件となれば、彼らの力を借りたり、彼らがらみの事件に乗り出したりする。
4巻と同じく、中篇3本立。
吉原の遊女が3人、立て続けにで病死した。死因は別々で流行病ではなく、一見なんのつながりもないように思えるのだが・・・という「吉原雀」
巴之丞も認める実力派人気女形が、一年の上方巡業から帰ったら、なぜか大根役者になっていた「にわか大根」
思いがけないところから見つかった死体。一方で、巴之丞の昔の知り合いが行方不明になっていて・・・という「片陰」
どれも面白かったのだけど、腐女子的に反応したのは、やっぱり「片陰」
巴之丞が陰間茶屋にいた頃の知り合いって事で、衆道がらみの話とかがあったので(^_^;)